イギリス・スコットランドのグラスゴー出身のバンド。[Orange Juice]。
1977年、グラスゴーのアートスクールに通う学生だった、エドウィン・コリンらが結成した「ザ・ニューソニックス(Nu−Soniks)」というバンドが前身。
2年後の1979年に「オレンジジュース(Orange Juice)」に改名、この時点でのメンバーは、(ギター・ヴォーカル)エドウィン・コリンズ、(ギター)ジェイムズ・カーク、(ベース)デヴィッド・マックリモント、(ドラムス)スティーヴン・ダリーの4人。
当時は、パンク・ムーヴメントがまだ冷めやらぬ時期だったが、この4人は「見せかけの暴力性は大嫌い」と公言し、他のポスト・パンクのバンドとは一線を画す存在だった。そんな彼らの才能を見抜いたアラン・ホーンという人物が、自腹で彼らのレコーディングを慣行し、アランとエドウィンの二人で伝説のインディーズレーベルの『ポスト・カード・オブ・スコットランド』を設立する。このレーベルは、アズテック・カメラのロディ・フレームを見出したレーベルである。
このポスト・カードから4枚のシングルをリリースし、81年秋にポリドールとのメジャー契約を発表するが、彼らの才能の花は、すでにこのポスト・カード時代に開いていたといっても過言ではない。
グループは、ファースト・アルバム『キャント・ハイド・ユア・ラヴ・フォーエヴァー』を発表後、ジェイムズとスティーヴンが脱退する。のちにバンドは3枚のアルバムを発表するが、インディーズ時代にあった、先進的なクリエイティヴさにには遠く及ばない出来栄えであった。
オレンジジュース自体は1985年に解散したが、日本においては1990年代半ばに、フリッパーズ・ギターが日本に改めて紹介し、廃盤になっていたデビューアルバムやポストカード時代の曲を集めたコンピレーションがCDで再発された。その時のインパクトは、リアルタイムの時のものより大きく、日本においては、90年代の音と記憶されている感がある。
人力舎所属の若手お笑いコンビ。
M−1グランプリ2005 三回戦進出
2007年10月4日をもって解散。
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