先週マセラティを取りに行ってきた。毎回私は気さくなラテン社長との話も楽しみに足を運ぶ。クルマの話だけでなく人生相談もしてしまう。クルマが繋げてくれた縁である。 経験豊富なラテン社長はここでは書けないような武勇伝もたくさん持っている。もちろんクルマに纏わるエピソードが中心ではあるが、話を聞くたびに惹き込まれてしまう。私は何気ない疑問を投げた。 なぜ、中古のフェラーリは低走行なものばかりなのか? この疑問の裏には、クルマの寿命として10万キロも走れないのがフェラーリなのかということである。事実中古車サイトを見れば、10万キロ超えや走不明のものはよっぽどのクラシックモデルを除いてない。それに寿命が短…