グリア細胞とは、神経細胞を囲んでその役割をサポートする役目を果たしている細胞。 神経膠細胞ともいう。
神経の中でニューロンの隙間を埋め、それらニューロンの代謝を仲介すると共に支持組織としても働いている細胞。 正常な脳において生理的な機能を営んでいるほか、ある程度の再生能力があり、脳実質の障害に対する修復に際して重要な役割を果たす。 グリア細胞には、神経細胞が減少して脳が萎縮するなどの変化を補う機能があるといわれている。
こんばんは!いつも覗いて頂きありがとうございます! 医療用語(がんに関するものが多いです。)をこのブログで復習しながらメモをさせて頂いてます! 今日の医療用語41.グリア細胞----- 構成する主要な細胞は、「アストロサイト」「オリゴデンドロサイト」「ミクログリア」「上衣細胞」の4種類です。それぞれがニューロンにもたらす効果を次回書いてゆきます。グリア細胞=脳の健康を支えるための細胞、だそうです! 出典:グリア細胞とは?わかりやすく簡単に解説!種類や機能、役割や働き、シュワン細胞との違いについて | コラム | TOKYOひまわりクリニック (tokyohimacl.com) 昨日のブログで私…
今週のお題「最近おもしろかった本」 以前聴講した中島欽一先生のミクログリア細胞の話が面白すぎたので何かいろいろ専門家でない私でもわかるような神経学の本を読み漁っていたのだけれど、 つむじまがりの神経科学講義 [ 小倉明彦 ]価格:1980円(税込、送料無料) (2022/10/7時点) 楽天で購入 つむじまがりの神経科学講義 小倉明彦 著 これが面白かった。科学系読み物の中では池谷裕二先生以来、超久々のヒット。面白くて一旦本閉じて深呼吸した。 ニューロンについて高校程度の基礎知識があり、かつニューロンに興味があるひとだったら理解できる内容です。 はー はー はー ちょうおもしろい…。ちょっとよ…
今日でよくわからない単語がゴソゴソ出てくる回も終わりかと思います。 ただ、脳のしくみはここで勉強していただければと思います。 さて、今日の分ですが… 脳内の細胞で大多数を占めるのは、ニューロンではなくグリア細胞(神経膠細胞)と呼ばれる細胞です。ニューロンの10倍もの数のグリア細胞が脳を空間的に支えたり、栄養を与えるなどの生化学的な支援を行うことで、脳の複雑きわまりない情報ネットワークが支障なく稼働されています。 グリア細胞には、3つの種類があります。もとも多いのはアストロサイト(星状膠細胞)で、その名の通り、星形の突起をもっています。この複数の突起をニューロンの各部位や脳内を走る毛細血管などに…
何かに取り組もうとする「意欲」こそが、脳の機能を維持する最大の秘訣 段階3.脳の神経細胞の老化――「楽しみ」を見つけてカバーする 脳の寿命と密接なかかわりがあるのは、脳を構成する神経細胞(ニューロン)とグリア細胞(神経膠細胞)のネットワークです。 神経細胞は情報処理の主役で、グリア細胞は神経細胞を保護し、栄養を与えたり老廃物を排除するのが役目です。 ニューロンと血管を繋ぐ役割も担っています。 神経細胞の老化には、いくつかパターンがあります。 まず、数が減っていく老化です。 加齢に伴い、神経細胞一つひとつの働きは低下しますが、全体の数も減ってしまうのです。 その数は、まいにち10~20万個に達す…
大脳皮質の巨大ネットワークが脳の活動の要 脳がほかの臓器と大きく違うのは、流れる血液の量です。 脳が必要とする血液の量は、毎分800ミリリットル。 心臓が身体中に送り出す血液は毎分4、5リットルですから、重さでは体重の2%にすぎない脳が、およそ5分の1を使っているのです。 その中でも最も多く血液を必要とするのが、司令塔である前頭連合野です。 脳は、およそ10%の神経細胞(ニューロン)と、90%のグリア細胞(神経膠細胞)で構成されています。 主役は脳の全体の10%しかない神経細胞で、情報処理という脳の機能を支えています。 グリア細胞は、栄養補給などで神経細胞を助けています。 神経細胞を構成する物…
脳の構造・ニューロンの働き・脳科学の歴史を踏まえた上でニューロン以外の脳の最新研究が紹介されており、たまに脳関連のニュースを見聞きする自分にとっても初見の内容が多々ありました。時々刻々と、細胞外スペース・細胞間質液・脳脊髄液・アクアポリン 4・アストロサイト(グリア細胞)・広範囲調節系・神経修飾物質など、多くの要素が相互作用している脳内環境。近年、脳に関連する情報がメディアやネットでも積極的に発信されて「ニューロン」「シナプス」「神経伝達物質(ドーパミンなど)」などの用語を見聞きすることも増え、一素人でもなんとなく脳に対する漠然としたイメージがありましたが、本書を読むと、そんなイメージを軽々と…
機械の発達の筋道には法則性があり、それを定式化したのがカップの器官投映説だと理解している。生物の器官を模倣しながら技術的な発展を遂げている機械があるということだ。 例えば、カメラの構造は眼をなぞっている。レンズと絞り、それに網膜は光学カメラも同様な構造になっている。 バイオミミクリーという表現でも流布している。生物の持つ機能や特徴を意識的かつ技術的に取り込んだ開発手法だ。 そういう考え方からするとAIの一部も器官投映と言えなくもない。とりわけニューラルネットワークがそうだ。 ニューラルネットワークは神経の悉無律とそのネットワーク構造を電子的に模倣したものだといえる。 その進化は著しく、人間の仕…