アムステルダムにあるゴッホ美術館は1973年に国立美術館として開館。ゴッホの甥のヴィンセントの尽力により、ゴッホの油絵200点、素描500点、書簡700点、それにゴッホとテオが収集した浮世絵500点、合計2,000点以上の作品を所蔵している。 《ひまわり》《ジャガイモを食べる人々》《アルルの寝室》《糸杉》《アイリス》《黄色い家》など、ゴッホの代表作が常設展示され、世界最大のゴッホ・コレクションを誇る。今や年間200万人が訪れ、一人の画家に特化した美術館としては異常な来場数。 アムステルダム国立美術館に隣接し、セットで訪れる者が多いとはいえ、ボッティチェッリ《ヴィーナスの誕生》があるイタリアのウ…