概要 電源制御において、MOSFETは単純なスイッチとして扱われることが多いが、条件によってはラッチのような状態保持が発生することがある。これはゲート構造や内部ダイオードの特性、フィードバック経路の存在などが重なった結果として起きる現象で、意図しない動作につながる場合がある。 ゲート電荷の残留 MOSFETのゲートは絶縁されており、電荷が一度溜まるとしばらく保持される。ゲート電圧が外部から完全に抜けない場合、オン状態が継続することがある。特に高インピーダンスな回路構成では、ゲートが “浮く” ことで状態が保持されやすい。 ボディダイオードの影響 MOSFETには構造上ボディダイオードが存在する…