コナミ開発、レジャック販売のアーケード用横スクロールシューティングゲーム。業界初の強制横スクロールシューティングとされる。
表題の「スクランブル」とは、プレイヤーが緊急発進しているという意味ではなく、プレイヤー機の侵攻によって敵基地が警戒態勢に入っているという状況を指している。
自機であるロケットの様な乗り物を操り、敵基地深くまで侵攻して中枢部を破壊するのが目的。
自機の攻撃方法は水平方向のショットと放物線(というにはやや粗末な)軌道を描く投下爆弾の二種類。
自機には燃料の制限があり、時間とともに燃料ゲージが減少していく。ゲージが空になると墜落してミスとなる。地上にある敵のFUELタンクを破壊することでゲージが一定量回復する。
自機は自分以外のあらゆるものと接触することでミスとなる。敵軍の攻撃はもちろんのこと、後半ステージでは地形そのものが大きな敵となり立ちはだかる。
全六ステージ。山岳地帯・敵円盤地帯・火の玉地帯・敵ミサイル基地・迷路地帯・敵基地中枢からなる。中枢を破壊すると再び最初の山岳地帯から始まる(当然、難易度が上昇する)。
直接の続編というか、同じシステムを応用した作品として「スーパーコブラ」がある。
続編と謳われているわけではないが、同社「グラディウス」が本作の多大な影響を受けて作られていることは言うまでもない。単なるシステムの類似にとどまらず、山岳地帯に始まり狭い敵基地に侵入して中枢を破壊して終る面構成にもオマージュを見てとることができる。また、同社「サンダークロス」第二ステージのミサイル基地のイメージは明らかに本作をモチーフとしている。
余談として、あの「ゼビウス」も空中と地上の撃ち分けという点において本作からインスピレーションを得ているという作者の話も伝わっている。
移植作は当時のPC等を中心に多数存在する。現在入手が容易なものとしてはPS2用ソフト「オレたちゲーセン族 スクランブル」とXbox360のLiveArcade用ダウンロードコンテンツがある。
急いで〜する、ごちゃまぜにするという意味の英単語。
外来語としての用法には以下の様な例がある。
堀江由衣 with UNSCANDALの楽曲。
2004年10月27日にスターチャイルド(キングレコード)から、堀江由衣の5枚目のシングルとして発売された。
テレビアニメ『スクールランブル』オープニングテーマ。
作詞・作曲:スズーキタカユキ / 編曲:UNSCANDAL
スクールランブル OP テーマ 「スクランブル」 (初回限定盤)
スクールランブル OP テーマ 「スクランブル」 (通常盤)
また、UNSCANDALのアルバム「UNSCANDAL」にもボーカルがUNSCANDALのみのバージョンが収録されている。
* リスト:リスト::曲タイトル
2003年6月18日発売の後藤真希7枚目のシングル。