6日の日経朝刊によると、いま中国で「青年向け老人ホーム」が増えているのだそうです。実態は民宿ですが青年たちが一定期間、ゆっくり泊まり、自然豊かなところで日が昇るのにあわせて目を覚まし、暗くなれば床に就くといったのんびりした暮らしを味わうことができます。 中国の20~30代は幼少期から詰め込み教育を施され、熾烈な受験戦争を経ても、「卒業イコール失業」といわれる就職難を味わうことになり、心身とも疲れ果てています。青年養老院は、そんな現実世界から距離を置きたくなった若者たちのよりどころになるわけで、今ちょっとしたブームなんだそうです。 記事で紹介されている江蘇省蘇州の宿では、宿泊費も月600元(約1…