人類の歴史は百万年。 だが、子どもと女性の人権の歴史は、 まだ百年に満たない。 表紙をめくると現れたこの文言に惹かれて借りた本 『百年の子』(古内一絵, 2023, 小学館)を読みました! 昭和と令和を行き来しながら進んでいくストーリーがとても面白く、 実在する人物や、戦争と出版・児童文学の関係、女性と子どもの人権など 勉強になることだらけで、本当に読んで良かったと思いました。 冒頭でご紹介した文言は、実際に本文中でも何度も出てきました。 子どもと女性の権利については、私達はまだ「赤子」。 だから、逃げずにしつこく考えないといけない。 どんな考えも「その人らしさ」だと、互いに受け入れられるよう…