www.yomiuri.co.jp かつての教育基本法は、日本国憲法の理想実現のための大義を掲げていた。 いつの間にか理想を捨て、大義をも失った。 義務教育は、社会に適応させるために個性を奪い(成形し)、社会の理不尽に対する耐性を身に着けるためにある、と本気で思っている教員や親がいる。 理不尽な状況に耐える力など必要か?(むしろ、それを取り除き、改善する力が必要だ) 理不尽な状況に順応し、良い評価を受けることが、評価に値するか? 矛盾に満ち、欠陥だらけのこの社会に、順応しても仕様がない。問題を自覚し、向上させていく力こそ養わなくてはならない。しかし、多くの場合、むしろ教員の側が、そうした自覚も…