プノンペン

プノンペン

(地理)
ぷのんぺん

カンボジアの首都。人口百万を超える大都市。

歴史

トンレサップ湖から流れ出したトンレサップ川がメコン川と合流する場所に築かれ、港町として発展した。1434年にはアンコール・トムに替わってクメール王国の首都となったが、王国の衰退により首都の地位を失う。
その後、大航海時代を迎えると港町としての繁栄期を迎える。
カンボジア王国がフランスの保護領になった後、1867年に王都となり、フランス統治の拠点ともなり、繁栄。独立後も引き続き首都となった。
が、インドシナ戦争とベトナム戦争の影響から国内情勢が不穏となり、1970年、親米派のロン・ノルのクーデターを機に、内戦が勃発する。
内戦の結果、1975年4月17日にクメール・ルージュ(ポルポト派)を中核とする反政府勢力がプノンペンに入城して政権を掌握する。クメール・ルージュは独自の共産主義思想に基づき、都市住民の強制疎開・知識人弾圧・伝統文化の破壊などを行った。百万人以上が虐殺されたといわれる状況下で、プノンペンも大きく荒廃した。
1979年にベトナム軍によってクメール・ルージュが打倒され、ヘン・サムリン政権が成立するとプノンペンの再建が始まり、内戦終結後にカンボジア王国の首都となった。

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