Marion Cotillard]](1975-) 俳優、女優
ジャン=ピエール・ジュネ監督作『ロング・エンゲージメント』でセザール賞*1の助演女優賞を受賞。エディット・ピエフ役を熱演した『エディット・ピアフ〜愛の讃歌〜』で絶賛され、ゴールデン・グローブなど各映画賞を独占。
*1:フランスのアカデミー賞と言われている。
映画「パブリック・エネミーズ」をプライムビデオで観たので、レビューします! 【映画「パブリック・エネミーズ」:パブリック・エネミーズ - Wikipedia】 パブリック・エネミーズ Public Enemies 監督 マイケル・マン 脚本 ロナン・ベネットアン・ビダーマンマイケル・マン 原作 ブライアン・バーロウ(英語版) 製作 マイケル・マンケヴィン・ミッシャー 製作総指揮 G・マック・ブラウンロバート・デ・ニーロジェーン・ローゼンタール 出演者 ジョニー・デップクリスチャン・ベールマリオン・コティヤールビリー・クラダップスティーヴン・ドーフスティーヴン・ラング 音楽 エリオット・ゴールデ…
★★★☆☆ あらすじ フランスの国民的なシャンソン歌手、エディット・ピアフの伝記映画。フランス映画。140分。 エディット・ピアフという生き方 (新人物文庫) 作者:山口 路子 KADOKAWA Amazon 感想 幼少期は貧しい環境で育った主人公。出征から戻った父親が妻の実家に預けられた主人公のひどい状況を見かねて連れて行った先が、自分の実家の売春宿というから悲惨だ。酷いところから酷いところに移っただけなのだが、父親からすれば自分のコントロールが及ぶだけまし、ということなのだろう。主人公はその後も、大道芸人の父親についてドサ回りをしたりと、終始恵まれない環境で過ごす事になる。 気の毒な境遇だ…
今日は昼からミニシアターへ行ってきました。 観たのは「アネット」です。 (C)2020 CG Cinema International / Theo Films / Tribus P Films International / ARTE France Cinema / UGC Images / DETAiLFILM / Eurospace / Scope Pictures / Wrong men / Rtbf (Televisions belge) / Piano 「ポンヌフの恋人」「汚れた血」などの鬼才レオス・カラックスが、「マリ ッジ・ストーリー」のアダム・ドライバーと「エディット・ピアフ…
昨日、スカパー!で、ずっと見逃していた「マリアンヌ」を観ました。 (C)2016 Paramount Pictures. All Rights Reserved. 「フォレスト・ガンプ 一期一会」「バック・トゥ・ザ・フューチャー」の 名匠ロバート・ゼメキス監督のもと、ブラッド・ピットとマリオン・コティ ヤールが豪華共演を果たし、過酷な時代に翻弄されながら究極の愛を試され る男女の運命を描いたラブストーリー。 1942年、カサブランカ。 秘密諜報員のマックスとフランス軍レジスタンスのマリアンヌは、ある重大 なミッションを通して運命の出会いを果たす。 それは、夫婦を装って敵の裏をかき、ドイツ大使を…
4.0ヘンな感覚の映画だった。 とりあえず内容を置いても、見え方(撮影方法)からして、顔のアップでずっともっていくので、世界がとらえられなかった。 (常に顔のアップなので)住居や調度や昼夜や体型や姿勢や各々の位置情報や食事の内容がわからない。くわえて単焦点(背景がボケるカメラ)なので、なおさら世界がわからない。 が、わからないのでかえって普遍性があった。普遍性とは、固有の家族を描いている──のではなく、いわゆる「家族」の有り様が描かれている気配──があった。 ところがその家族は全員がさいしょからすさまじいわだかまりをもっていた。ぎこちなく、疑心暗鬼で、帰省したルイのきもちをさぐっていた。 それ…
BRUTUS4月1日号。 フランスの鬼才、レオス・カラックス。新作ミュージカル『アネット』を語る brutus.jp 「こ…これは…陰性(すげぇイヤなやつ)方向のアダム・ドライバーが好きな人は必見&絶対に映画館で案件!」 4/1公開『アネット』試写感想。こ…これは…陰性(すげぇイヤなやつ)方向のアダム・ドライバーが好きな人は必見&絶対に映画館で案件!コメディアンと一流オペラ歌手の夫婦の物語をダークなミュージカルとして綴る。レオス・カラックス監督作にしては存外わかりやすいのでその入門にもおすすめだ! pic.twitter.com/VhKGcHK6ez — ヒナタカ@映画 (@HinatakaJ…
サンドラの週末【95分】 映画情報 2014年制作 時間:95分 製作国:ベルギー・フランス・イタリア 原題:Deux jours, une nuit 英題:Two Days, One Night 監督ジャン=ピエール・ダルデンヌ リュック・ダルデンヌ 出演マリオン・コティヤール/サンドラファブリツィオ・ロンジョーネ/マニュ あらすじ 体調不良で休職していたサンドラは、ようやく復職の目途が立つ。そんな矢先のある金曜日、会社が職員へのボーナス支給のために1人解雇しなくてはならず、サンドラを解雇すると通告してくる。同僚のとりなしで、週明けの月曜日に職員たちによる投票を行い、ボーナスをあきらめてサン…
ギャスパー・ウリエルが亡くなった。スキー事故による頭部外傷が原因で、37歳だった。余りにも早過ぎる死に多くの人が追悼文を寄せている。 edition.cnn.com ウリエルの演技は映画界でも高い評価を受けていたが、やはり筆者の心に一番残っているのは、グザヴィエ・ドラン監督作品『たかが世界の終わり』"Juste la fin du monde"('16)である。ウリエルが演じたのは実家と長年疎遠だった主人公の次男坊。かしましい家族の中で、心の内をなかなか打ち明けられない寡黙な主人公を、抑制の効いた演技で見せる姿は見事だった。彼の新作がもう増えないと思うと残念でならない。 www.youtube…
By May be found at the following website: [1], Fair use, Link 解雇と闘う姿は、静かな「ロッキー」。手持ちカメラのリアルさ 今朝の1日1映画は「サンドラの週末」(2014年 ベルギー・フランス・イタリア)を鑑賞。 体調不良から休職をしていたが、ようやく復職できることになった矢先の金曜日に、上司から解雇を言い渡されたサンドラ。 解雇を免れる方法は、16人の同僚のうち過半数が自らのボーナスを諦めること。 ボーナスをとるか、サンドラをとるか、月曜日の投票に向け、サンドラは家族に支えられながら、同僚たちを説得に回る。 愛とかすかな希望を抱いて…
映画「アサシン クリード」をテレビで観たので、レビューします! 【アサシン クリード (映画) - Wikipedia 】 アサシン クリード Assassin's Creed 監督 ジャスティン・カーゼル 脚本 マイケル・レスリーアダム・クーパービル・コラージュ 原案 ユービーアイソフト『アサシン クリード』 製作 ジャン=ジュリアン・バロンネジェラルド・ギユモフランク・マーシャルパトリック・クローリーマイケル・ファスベンダーコナー・マッコーンアーノン・ミルチャン 製作総指揮 マーカス・バーメットラークリスティーヌ・バージェス=ケマールジャン・ド・リヴィエールセルジュ・アスコエットフィリップ…
bs.tbs.co.jp『TAXi』シリーズ3作目。 監督は、2作目同様ジェラール・クラヴジックです。 主演もサミー・ナセリとフレデリック・ディーファンタルと変わらず。いつものノリは健在です。 今回の敵はサンタクロース強盗団ということで、雪山でのカーチェイスが見どころ。 タクシーの新たなギミックでサンタクロース強盗団を追い詰める展開には注目です。 冒頭には、あのシルヴェスタ・スタローンがカメオ出演。どのような活躍をするかは見てのお楽しみです。放送情報TAXi3【吹替】 BS161 BS-TBS(4K) 2022/8/13(土) 19:00-21:25<過去の放送> 2020/9/13(日) 2…
スタンダップコメディアンのヘンリー(アダム・ドライバー)と一流オペラ歌手アン(マリオン・コティヤール)の愛憎と、2人の間に生まれたアネットが辿る数奇な運命の物語。監督・脚本:レオス・カラックス、原案・脚本・音楽:スパークス。 見た事もないものが始まる予感に満ちた高揚感とそこだけ登場のカラックスの娘の顔面が良すぎて、この冒頭部分だけで最高だった。 本編が開始すると、あとはわりとオーソドックスなメロドラマが展開されるのだけど、作り手が楽しんでやってるのが伝わって来ていい感じだった。 カラックスがこのメロドラマにおいて何をやろうとしたのかは分からないが、少なくとも自分自身も現実世界も色々とヒドくて救…
bs.tbs.co.jp『TAXi』シリーズ第2弾。 スピード狂ダニエルとポンコツ刑事エミリアンのコミカルなやり取りは健在。 誘拐された日本の防衛庁長官を救うため、パリを舞台に繰り広げられる豪快なカーチェイスと合わせて楽しめること間違いなしのエンタメ作となっています。監督は今回からシリーズの監督を務め、シリーズ4作目までとドラマシリーズを手掛けることとなるジェラール・クラヴジック。 脚本、製作のリュック・ベッソンとの相性の良さを発揮しています。放送情報TAXi2【吹替】 BS161 BS-TBS(4K) 2022/8/6(土) 21:00-22:54<過去の放送> 2020/9/6(日) 21…
[社会]れいわ山本太郎氏、安倍晋三元首相の国葬に「やる必要ない。そこに税金投入するなんてふざけた話」 自民党員と安倍さん支持派が自費でやれば良いだろ。何故税金なんだよ。 8月6日のBS映画🎥 18時10分~ 007/カジノ・ロワイヤル('06 米・英) ≪WOWOWプライム≫ 【監督】マーティン・キャンベル 【出演】ダニエル・クレイグ、エヴァ・グリーン、トビアス・メンジーズ 18時15分~ 死者の学園祭('00) ≪WOWOWシネマ≫ 【監督】篠原哲雄 【出演】深田恭子、加藤雅也、内田朝陽 19時~ トップガン('86 米) ≪BS12≫ 【監督】トニー・スコット 【出演】トム・クルーズ、ケリ…
25 (Mon). July. 2022 現役トップの女優といったら誰になるだろう?積み上げてきたキャリアを考えればジュリア・ロバーツやマリオン・コティヤール、レガシーと影響力という観点ではメリル・ストリープやハル・ベリー、ニコール・キッドマンも素晴らしいし、単純な出演料ではスカーレット・ヨハンソンやジェニファー・ローレンスが一番手に挙がる。 決まった回答は存在しないだろうが、筆者はレア・セドゥこそ現代を代表する女優だと答えたい。今月37歳となった彼女は多くの意欲作に出演すると共に広告業界でも力強い印象を残し、映画業界を真にクリエイティブな方面で牽引する女優であると言えるだろう。 そんなレア・…
[社会]KDDI大規模通信障害で数百万人に損害賠償へ 障害継続約61時間とみなし利用者ごとの金額算出 実際に損した人をどうやって見極めるんだよ!?絶対詐欺する馬鹿出て来るぞ。 [社会]9月27日に安倍元首相国葬を日本武道館で実施、閣議決定 67年吉田茂元首相以来、戦後2例目 これってもし安倍さんが病死とかでもしていたのだろうか疑問。 7月23日のBS映画🎥 18時20分~ X-ミッション('15 独・中・米) ≪WOWOWプライム≫ 【監督】エリクソン・コア 【出演】エドガー・ラミレス、ルーク・ブレイシー、ニコライ・キンスキー 18時30分~ 男はつらいよ/ぼくの伯父さん('89) ≪BSテレ…
だいぶ前になるけれど、13年ぶりに監督業に復活したレオス・カラックスの「アネット」を映画館で観た。 人気スタンダップ・コメディアン(アダム・ドライバー)とオペラ歌手(マリオン・コティヤール)。その二人の間に生まれた娘アネットの波瀾万丈な人生をロック&オペラなミュージカル仕立てで描いた風変わりな映画だった。 もったりとした顔がやっぱり苦手だわ〜なアダム・ドライバーは「HOUSE OF GUCCI」に続いてまたもやサイコパスなDV男を演じていた。 物語前半、恋に落ちたふたりが森の中を駆け抜けるシーンは私の大好きなジャック・ドゥミの「ロバと王女」の世界を彷彿とさせ、70年代フランス映画のような雰囲気…
レタントンローヤル館(八重垣)にお出で頂き有難うございます。今日ご紹介する映画は「パブリック・エネミーズ」(2009)です。 あの無法者ジョン・デリンジャーの映画です。1973年にウォーレン・オーツとベン・ジョンソンが共演してジョン・ミリアスが監督した作品がありました。どちらかと言えば好い映画でしたが小品でした。でも、この作品は違います。監督がマイケル・マン、デリンジャーをジョニー・デップが演じて、メルヴィン・パーヴイスをクリスチャン・ベール、情婦ビリーをマリオン・コティヤールと配役も良く大作に仕立て上げています。 映画は、大恐慌4年目の1933年、仲間とインディアナ刑務所から白昼堂々仲間を脱…
これって、 ミュージカルなの? ファンタジーなの? ロックなの? ダークなの? メタなの? 映画を観てきました。 "寡作の鬼才"と言われる レオス・カラックス監督による 9年ぶりの新作だそうで。 カンヌ映画祭で監督賞を受賞した作品です。 『アネット』 www.youtube.com 舞台はロサンゼルス。 スタンドアップ・コメディアンの ヘンリー(アダム・ドライバー)と ▶︎ヘンリーの芸風イメージを無理くり成分で示すと→ エガちゃん7:若き松本人志2:若きビートたけし1 オペラのスター歌手アン(マリオン・コティヤール)の ▶︎アンのキャリアイメージを無理くり示すと→ 20代頃の美空ひばりか、20…
[社会]元「美しすぎる検事」ロシア政府機関副長官、解任される 侵攻を「悲劇」と発言したことが原因か ロシアは「領土奪還、領土奪還」って泣き喚いているけど、領土奪還する前に自分たちが奪った領土を各国に返すのが筋じゃね?そこを何処も突っ込まないけども。 6月15日のBS映画🎥 18時45分~ わるいやつら('80) ≪WOWOWシネマ≫ 【監督】野村芳太郎 【出演】松坂慶子、片岡孝夫、神崎愛 21時~ アサシン クリード('16 英・仏・米・香) ≪WOWOWシネマ≫ 【監督】ジャスティン・カーゼル 【出演】マイケル・ファスベンダー、マリオン・コティヤール、ジェレミー・アイアンズ
ものすごい主観であります。かなり偏った趣味だと思われます。ラインナップ的にも。「2022年に映画館で観た」作品を扱っています。ので、制作年度は準じていないです。あと、基本甘口評価でいきたいタイプです。オートクチュール ★★★★☆終演後におばさま達が「どうして才能があるって見抜いたのかしら~」「手先じゃないの~??」ってお話されていたのですが、私もそれ疑問だったのですがたぶんそうゆうことなんでしょうね(笑)。ともあれ繊細な服飾に彩られたとても逞しい物語でした。エステルが「化繊ばっかり着て!」って憤ってたけど、綿や麻ならともかく絹なんて値段的にも管理的にも着れないってゆーか普段着にはできないよおお…
www.annettethefilm.com さほど熱心にカラックスの作品を追って観てはいないが、強烈な作家主体の映画がほとんど生まれない現在、この新作は観なければと思っていた。 観終わってから「映画芸術」2022年春号の特集を読むと制作の過程がよく分かった。堀越謙三Pのインタビューは鑑賞者には必読。日本の文化庁、なかなかやる。 さて、思いがけず心揺さぶられたオープニングのワンシーンワンカット。パリならぬサンタモニカ、フランス語ではなく英語。そして堂々のミュージカル。 コメディアンのヘンリー(アダム・ドライバー)とオペラ歌手のアン(マリオン・コティヤール)の熱愛の変遷をゴシップニュース風に紹介…
ドラン作品。英題は、It's Only the End of World 。2016年、99分、カナダ・フランス合作。レア・セデュー、ヴァンサン・カッセル、私はロランスのナタリー・バイ、エディット・ピアフのマリオン・コティヤールといった面々。主演のギャスパー・ウリエルは本作でセザール賞。本年、事故で逝去。今後も期待したい名優だった。残念でならない。 わけがあり家をでてから12年ぶりの帰郷。自分の余命を伝えるために。“僕という存在の幻想を残すために”家族に再開することを決める。本来的時間。 静かな映画。美しい色彩。静寂のマティス、という印象。マニュキュアの青、水色の瞳、さしこむ夕日、ラディッシュ…
「アネット」観ました バンド・スパークス(ロン&ラッセルのメイル兄弟)のオリジナルストーリーを基に作られたロックミュージカル。レオス・カラックス監督作品。 前衛的コメディアンのヘンリー(アダム・ドライバー)と死のオペラを歌うソプラノ歌手アン(マリオン・コティヤール)。挑発的なコメディアンと人気歌姫が恋に落ちた。 誰もがうらやむセレブカップル。美女と野獣。世間の注目を浴び、メディアに追い回される。ラブラブな二人。二人のため世界はあるの。けれどそんな日は長くは続かなかった。 娘のアネットを授かった。なのに次第に冷え込む夫婦の絆。アンは相変わらずの人気歌手。けれど、前衛的すぎるヘンリーの芸風は次第に…
チリの赤ワインの「マプ・グラン・レゼルヴァ・カリニャン(MAPU GRAN RESERVA CARIGNAN)2020」 (写真はこのあと豚三枚肉のグリル) フランス・ボルドーの5大シャトーの1つ、シャトー・ムートンを所有するロスチャイルド社がチリで手がけるワイン。 ブドウ品種のカリニャンはスペインのアラゴン州カリニェナを原産とする赤ワイン用の黒ブドウで、乾燥した温暖な気候を好む晩熟のブドウ品種という。きっとチリの気候風土にもピッタリなのだろう。 ワインの友で観たのは、民放のBSで放送していた映画「マリアンヌ」。 2016年の作品。 原題「ALLIED」 監督ロバート・ゼメキス、出演ブラッド・…