ゴッホより普通にラッセンが好き 怖い版画の販売 昔の話だが、街中で女性がアンケート調査のように近づいてきて、絵の展示会場へ移動し、絵を購入させる商法があった。 ある時、私にも話し掛けられた。 でも、その女性は販売する自信がないようで、自分にはこの仕事は不向きと感じていたようだった。 とりあえず、時間を過ごすために「買わなくていいので、絵を一緒に見てほしい」とお願いされた。 これが演技だったら凄いが、とても演技には見えなかった。 話したら同じ年で、共通の知り合いがいたこともあり、一緒に会場へ行くことにした。 当時の定番のヒロ・ヤマガタとクリスチャン・ラッセンの絵がメインで展示されていた。 原画も…