Roger Corman
監督、プロデューサー、脚本家、俳優
ハリウッドで100本の映画をつくり、しかも10セントも損をしなかった男。
現在では、錚々たる面々を映画界に送り出したプロデューサーとしての評価が高いが、監督としても人種差別問題をテーマとした「The Intruder」、ブラック・コメディの傑作「リトル・ショップ・オブ・ホラーズ」「血のバケツ」、エドガー・アラン・ポー原作による一連のホラー作品等、驚異的な早撮りにも関わらず、数々の傑作・秀作を残している。
コーマン配下には後のハリウッドを制する才人を沢山排出、コーマンのブランド名は更に上がる事となったが、近年はコーマンを頼らずとも映画をたやすく(でも無いが)撮る事が出来る様になり、現在コーマンが手中にしている配下はロクなヤツがいない。
私はいかにハリウッドで100本の映画をつくり、しかも10セントも損をしなかったか―ロジャー・コーマン自伝