Rotterdam*1
ヨーロッパの西方―オランダの更に西方にあり、大西洋に連なる北海に面した港町にして、オランダのうちで第二の規模を有する都市。
フランスの北部からベルギーを越えて流れてくるマース川の河口に位置する街で、中世から港町としてこの地に栄え、第二次世界大戦時のドイツの空爆による完膚なきまでの破壊を経て、近代的な様相を呈する街に生まれ変わった。
控える港―ロッテルダム港は今も欧州最大の貿易港であり、このことからユーロポートという異称をも持つ。*2
*1:名の起こりは、町がロッテ川(Rotte)に築かれた堤防(dam)を起源とすることにある。
*2:夜明けのロッテルダム(写真) - 手前に架かる『エラスムス橋』も街のひとつの象徴である。 - 世界採集写真館より