縁結びの神様・京都地主神社からの抜粋です。 七夕伝説 夜空にキラキラときらめく天の川。 その川のほとりでは、 天の神さまの娘「おりひめ」が 世にも美しいはたを織っていました。 おりひめの織る布は五色に光り輝いて、 季節が変わるごとにいろどりまで変わるという それはそれは美しいものでした。 天の神さまはそんな娘がとても自慢でしたが、 おりひめははたを織るのに一生けんめいで、 自分の髪や服をかまおうともしません。 そんな姿をかわいそうに思った天の神さまは 言いました。 「おりひめもそろそろ年頃なのに、 人のはたを織ってばかりでは かわいそうじゃ。 そうだ、おりひめにふさわしいむこを 探してやろう」…