不朽の名作

5月22日は「たまご料理の日」だそうです。語呂合わせで「05」でたまご、「2」がニワトリ。 ということで、「たまごか～」と思った瞬間、思い出す本は一つです。 寺村輝夫の『ぼくは王さま』シリーズ 理論社 全11巻 寺村輝夫・ぼくは王さまシリーズ(全11巻セット) 作者:寺村輝夫 理論社 Amazon 名作ですよね～。発表されてから50年以上というロングセラー。日本の児童文学の中でも、特に紹介したい本の一つでもあります。人にもあげたいし、子どもにはぜひ読んで欲しい！！！ 筆者も子どもの頃、小学校低学年かな～、とにかく大好きでした。 そして今も、この本を思い出す時、なぜか小学校の図書室を思い出します…

ゴールデンウィーク、終わっちゃいましたね～。 筆者は予定通り、引きこもりの読書三昧、ちょっとの片付け＆草むしり。 ということで、GWが毎年どこにも行かず、むしろGW明けたら、さぁ、どこかに行こうか！と思う筆者です。 （だって、GWは混んでるし、高いし） これはもちろん、フリーランスという、稼げないけど、ある程度時間が作れる職業だからですね。ちなみに、会社員時代も自分の出版スケジュールに合わせて、好きなタイミングで休みをとっていたので、やっぱりGW明けの旅行はけっこうやっていましたけど。 物心ついた頃からずっとインドア派の筆者ですが、まぁ、空が青いし、ちょっと旅心が湧かないわけではないわけです。…

あさって、4月23日はサン・ジョルディの日ですね。 「本の日」！セルヴァンテスとシェークスピアの命日であり、ユネスコが「「世界・本と著作権の日」と宣言しました。日本では「バラ一輪と本を贈ろう！」というロマンティックな習慣が……なかなか根付きませんね。 ちなみに、サン・ジョルディはカタルーニャの守護聖人。サン・ジョルディはドラゴンと戦い、お姫様を救ったという伝説があって、伝統の祝日だそうです。 ということで、出版業界の片隅に生きる筆者は、サン・ジョルディの日をずっと推しています。 本を贈るっていいじゃないですか。何を贈るか、センスが問われますけどね。独りよがりにならないように、相手のための本を選…

先日、福岡アジア美術館で開催されている『北斗の拳40周年大原画展』に行ってきました！ 連載開始から40周年迎えた今もなお、多くのファンを魅了し続ける不朽の名作『北斗の拳』その迫力ある原画を間近で見られる貴重な機会とあって、会場は多くのファンで賑わっていました。 hokutonoten.com faam.city.fukuoka.lg.jp 会場に入ると、まず目に飛び込んできたのは、ケンシロウをはじめとするキャラクターたちの息をのむような原画の数々。 作者である原哲夫先生の力強い筆致、そして細部にまでこだわり抜かれた描写は、まさに圧巻の一言です。 モノクロ原画からでも、キャラクターたちの感情や、…

前回の記事は重かった（筆者は2記事をまとめて予約投稿していますので）。 まとめて読んでいる方もいるかもしれないし、今回は楽しい話にしましょう！ ということで、今日は不朽の名作『赤毛のアン』です。 それも、圧倒的に好きな、少女時代の1冊目。 ・・・ファンの方には申し訳ないけど、少女時代が抜きん出て物語りとして優れていて、あとは、それなりに面白い続編（その後の話）だと思います。それも結婚までで、その後は、一度読めば十分かな（再読はちょっとね……）。 そもそも、私のアンとの出会いは…正直言っていつだったか定かではありません。 アニメが先だったか、小説が先だったか……。 小学生の頃の私といえば、毎週父…

先日、テレビでアニメ映画の『ゲド戦記』がやっていましたね。ジブリは大好きですが、これは好きではありません。 なぜなら、原作のアーシュラ・K・ル・グウィンが大好きだから。 ・・・こう書くと、筆者がアニメ映画をどう思っているかは察していただければと思います。 ル・グウィンも不快感を表明したらしいしね。もちろん、原作を知らなければ、それなりに映画として楽しめるのだとは思いますが。近年、ようやく日本でも問題視されるようになった、映画やドラマ化における原作改変問題ですね……。 さて。ぜひぜひ原作を読んでいただきたい。こちらはホントに名作です。 アーシュラ・K・ル・グウィン 『ゲド戦記』 岩波少年文庫 全…

「愛読書」という言葉がありますが、それを迷わずあげられる人とは、どんな人なのでしょうか。私にはとてもじゃないけど、ナンバーワンなんてあげることは不可能です。 定期的に読みたくなる本を「愛読書」という言うのなら、がんばったら、本棚の1段分ぐらいで収まるかどうか…といったところでしょう。 その中には、背筋を伸ばしてページをめくる本もあれば、肘枕でつらつら眺めるもの、旅行に欠かせないもの、閑な時に読みたいもの、精神的につらい時に読みたいもの、などなど、統一性のないバラバラな一段となるに違いありません。 そんな「愛読書」たちの一つが、この『三銃士』です。 筆者はアレクサンドル・デュマが大好きで、他の小…