絵画における「複製品」に対する「オリジナル」のこと。
たとえば、画家や作家が製作したそのものはあくまでも「オルジナル」「生もの」で有り続け、それらは展覧会(もしくは、まだ若い作家なら個展やグループ展)などでしか、見ることができない。
しかし、それら(オリジナル)が複製された時、つまり、画集やポストカードで売られた場合、「原画」「複製品」の差異が生じる。
イラストレーターは複製品を商売にする仕事だが、画家は「オリジナル−ファインアート」にこだわる職業であるがため、生き残るのが困難と言われている。
また、原画にこだわるのが「YES」なのか「NO」なのか、表現者には困難な状況を強いられている。