中国近現代史

中国近現代史1の追記です。（8/22) 清代檔案檢索系統-首頁 台湾故宮のサイト。宮中档朱批奏摺が閲覧・DL可能。 清代職官資料庫 清代の中央官僚のデータベース。 mhdb.mh.sinica.edu.tw 淡新檔案 · home · 國立臺灣大學圖書館數位典藏館 清末台湾の地方档案が閲覧・DLできる。翻刻付き。 臺灣清代文官職表 清代台湾の地方官のデータベース。淡新档案を読むときに必須。 以上です。何度も追記してすみません。

中国近現代史に役立つサイトを紹介します。 近現代中国史研究工具書（第3版） – 川島真研究室 鈴木秀光の中国法制史研究ホームページ 律例の検索、法制史論文のダウンロードが可能。 Kyoto University Research Information Repository: 検索 村上衛の著作がダウンロード可能 東京大学 東洋文化研究所 漢籍善本全文影像資料庫 漢籍の閲覧、ダウンロードが可能。 東京大学東洋文化研究所 上のサイトも含めた東洋史データベースを紹介。 以上です。 追記(8/22) 清代檔案檢索系統-首頁 台湾故宮のサイト。宮中档朱批奏摺が閲覧・DL可能。 清代職官資料庫 清代の中…

読んで途中まで行った時、これはやられた、凄い本だなと思った。 人びとのなかの冷戦世界: 想像が現実となるとき 作者:益田 肇 岩波書店 Amazon 本書は、当初、ハーバード大学出版から公刊され、2021年に著者による大幅な加筆改稿・再構成を経て、日本語で出版された。その後、多くの反響を呼び、第21回大佛次郎論壇賞（2021年）第75回毎日出版文化賞〔人文・社会部門〕（2021年）を受賞した。多くの書評もあるが、ここでは、中国プロパーの専門家として、津上俊哉氏のnoteを紹介しておく。 note.com 本書は、1946年9月2日のハワイから始まる、そして、戦後日本の「逆コース」、中華人民共和…

明日の早朝に日本に帰るので、実質、今日が台湾滞在の最終日である。長いと思っていたが終わるとあっという間という、大変に陳腐な感想をやはり持ってしまう。 中央研究院からバス2本を乗り継いで、2時間ぐらいかかったであろうか、国家発展委員会檔案管理局に行く。台湾の国立公文書館とも言うべき組織であろう。 展示のスペースは、驚くほど小さいが、閲覧室は割と広くて大変に新しくて綺麗であった。 国民政府の外交部と国防部の資料を見る。どちらも国民政府の資料であるが、なかなか興味深いものであった。前者に関してはすでに、デジタル化を終えているためか、備え付けのパソコンで見ることができた。パソコンには事前に申請した自分…

今日も中央研究院にて調査である。本日、朝一に、近代史研究所の郭廷以図書館にまず行く。その蔵書に相変わらず驚かされるが、今回のお目当の本の一部をコピーする。まず、図書館の利用にあたっては特に手続きはなく、荷物をロッカーにさえ預ければ問題なかった（パスポートすら出す必要がなかった）。あと、コピーカードについては、郭廷以図書館では売っておらず、近くの傅斯年図書館まで買いに行く必要があった。コピー代は1枚1元であり、カードは100元単位で売ってくれた。 次いで、また檔案館に資料調査を行う。この資料群は見れば見るほど興味深くて、本当に時間がいくらあっても足りないが、何とか幾つか集中的に見る資料を決めて、…

本日は、早起きして、台湾に持ち込んできた細々とした作業を行う。 そして、再び洗濯する。宿泊所の地下にはコインランドリーと乾燥機がある。洗濯は30分で、乾燥は1時間半にて終了する。洗濯物が一人のためかホカホカになる。 その後、中央研究院近代史研究所の檔案館にて、法務部調査局の資料を見ることにする。法務部調査局の中国共産党の資料については、過去のブログ記事をご参照あれ。 台湾法務部調査局の資料について https://takeosa75.hatenablog.com/entry/2023/05/24/190043 中央研究院近代史研究所檔案館 この日は実践編である。開館時間である午前9時ちょっと過…

本日は、配偶者様と息子様が日本に帰られるので、早起きして空港まで見送りに行く。日本に来る台風を心配していたが、幸いに本日であれば無事に飛べた模様である。そして、台北駅に再び戻り、国史館まで行く、ちょうど昼食になったので、周辺を散策したところ、食べる場所があったので、昼食を取る。大きい麻婆豆腐である。 国史館に入ると本屋さんでじっくり眺める。売っている本が大変にどれも興味深いが、ここではちょっと押さえることとする。 中に入ると民主化と選挙とも言うべき内容の展示をやっていて大変に興味深く、観覧する。映像技術を使ったものなども面白かったが一番興味深かったのが、資料のレプリカを手に取って眺めることがで…