先月だったか、隣の市に餃子の王将が新規オープンした。用はなくとも幾度と通るその国道沿いに開店した。オープンしてからも横目で伺うことが続いていたが 「食べてみたい……」 とは素直に思っていた。 東京生活で餃子の王将には数回足を運んでいる。きっかけは 「若い頃に餃子とビールでやり過ごした場所」 という思い出を多方面の年長者達から何度も聞いていたからだ。皆、だいたい同じことを言う。 そんな話を何度も聞いていると、そういう場所でしかないイメージを強く持つ。 餃子の王将の店舗に持つ印象は老舗感がある内装と油っぽいことが脳裏にあったが、今回新規オープンの店舗に足を運んでみると当然にそれは一掃された。時代に…