日本書紀で、任那日本府があったとされる場所。
三韓の弁韓 (弁辰)、朝鮮半島の三国時代の伽耶・加羅地方に相当する。
小国が割拠した状態のまま有力な勢力が現れず百済と新羅に領土を浸食されたり割譲を繰り返し6世紀末(562年)には消滅したと言われている。「三国史記」にはその記述がほとんど無いため、実地調査及び中国側と日本側の資料に頼るしかないのが現状である。
古代、任那の人びとの一部は日本に渡来したのではないだろうか。実際、百済の人はヤマト王権に近い、例えば大阪府枚方市(百済寺があったという)、新羅の人びとは王権から離された埼玉県の新座付近、そして高句麗の人びとは埼玉県日高市・高麗に住まわせたという。それならば、任那の人びとも一部は日本に渡来したのではないだろうか。今回、その候補地につき、高知の室戸や和歌山の牟婁をあげる。次の流れで紹介していく。 ・任那4県割譲・大加羅の滅亡・新羅の昌寧碑(しょうねいひ)・西暦535年~西暦536年の世界規模の火山爆発・中原高句麗碑における牟婁・高句麗王に仕えた牟頭婁(むとうる)・高知県の室戸(ムロト)・和歌山の牟…
第11代・垂仁天皇を紹介し、日本書紀に秘められた謎を明らかにしていく。次の流れで紹介していく。 ・垂仁元年・山辺道上陵・垂仁二年十月・纏向の都・垂仁二年是歳・任那の国名の由来と新羅の争いの始まり・垂仁二年是歳・都怒我阿羅斯等・垂仁二年是歳・任那の国名の由来・垂仁二年是歳・阿羅斯等と比売語曽社 ■垂仁元年・山辺道上陵 日本書紀では元年・十月、御間城天皇(みまきのすめらみこと)が山辺道上陵(やまのへのみちのへのみささぎ)に葬られたとする。 宮内庁では渋谷向山古墳(しぶたにむかいやまこふん)を山辺道上陵であるとし、その被葬者は「景行天皇」と治定している。 山辺道上陵は4世紀中頃~4世紀後半の築造と推…
任那(ミマナ)や第10代・崇神天皇を紹介し、日本書紀に秘められた謎を明らかにしていく。次の流れで紹介していく。 ・任那(ミマナ)・額角有人とツヌガアラシト・安羅(あら)・崇神天皇(すじんてんのう)・御間城尊の兄・彦太忍信命(ひこふつおしのまことのみこと)・御間城尊の妻と子供・即位10年9月・四道将軍・即位10年9月・御真木入日子はや・即位10年9月の倭迹迹日百襲姫命と大物主神・即位65年7月の蘇那曷叱知(そなかしち)の派遣 ■任那(ミマナ)不明~562年まで存在したとされる朝鮮半島における地名。広開土王碑、日本書紀に任那(ミマナ)に関する記述がみられ実在する。「伽耶」と同等、あるいは包含関係に…
前回、新羅をテーマとし、微叱己知波珍干岐と葛城襲津彦を紹介した。その中で倭国と関連し新羅の王・宇流助富利智干が登場した。今回は前回と類似するテーマであるが朝鮮半島史からの視点で倭国とのつながりのある昔于老、于道朱君、蘇那曷叱知の3人の人物を取り上げる。次の流れで紹介していく。 ・昔于老(せきうろう)・昔于老の事績・昔于老と葛那古・于道朱君・蘇那曷叱知(そなかしち) ■昔于老(せきうろう)古代の新羅と倭国と関連するとされる人物。三国史記(1145年完成)に登場。昔于老は新羅の高級官僚で軍人であったという。 時代は不明~253年頃の人物とされる。 どのような人物であったか。 つぎの2つの説がみられ…
今回のタイトルは「○○嘘つくけど、インディアン嘘つかない」という古い西部劇のセリフをパクったもの。 今、アメリカでは放送禁止用語 (・_・) 「ネイティヴ・アメリカン」と言うそうです ^^; アメリカ元大統領オバマが「慰●婦問題」を調査して、突然「●韓合意」を命令したのは何故? ヒントは「朝●戦争」か? www.youtube.com これは子供番組「ひらけ!ポンキッキ」の挿入歌! 精神年齢が5才のままなもので ^^; どうか大目に見て下さいm(_ _)m 政治や宗教、郷土愛等の干渉を受け易いのが歴史! こうした「ヒューマンエラー」が史実を曇らせてないか? 考古学や文化人類学など科学的手法で、…
三韓(韓) 古朝鮮の南の地域には早くから辰が成長していた。辰は紀元前2世紀頃古朝鮮の妨害で中国との交通が阻まれたりした。 しかし、辰には古朝鮮社会の変動によって大挙して南下してくる流移民によって新しい文化が普及し、土着文化と融合しながら社会がさらに発展した。そうして馬韓、弁韓、辰韓の連盟体が現れた。 馬韓は天安・益山・羅州地域を中心にして京畿・忠清・全羅道地方で発展した。馬韓は54の小国、10余万戸からなっていた。 その中で大きな国は1万余戸、小さな国は数千戸だった。 弁韓は金海・馬山地域を中心に、辰韓は大郎・慶州地域を中心に発展した。弁韓と辰韓はそれぞれ12国、4万~5万戸からなっていた。 …
百済 武寧王陵入口 引用:ウイキペディアより 皆さんは、テレビでは何を見ていらっしゃいますか。 私は、ラジオ人間なので、あまりテレビは見ません。 その私が、久しぶりにテレビドラマにはまりました。 それが、韓流ドラマ。 最初、たまたまついていたテレビでボケ~っと見ていたら、ストーリー展開がはやくて面白い。 なる程、韓流ドラマが日本でヒットする訳だと思いました。 それからは次も見たくなり、ビデオに録ることに。 毎回、楽しみに見ていました。 で、私がはまったという韓流ドラマは「帝王の娘スベクヒャン」というドラマ。 すでに前半は終わっていたので、後半のストーリーしか分からないのですが、百済の王様の娘で…