前回に引き続き、今回も倭の五王関連の事項を扱い、古代の謎にせまる。次の流れで紹介していく。 ・倭の五王の遣使タイミングの分析・賛珍斉興武とは何か・東ローマ帝国、ビザンティン帝国・美川王(びせんおう)・倭王武の上表文・渤海王の上表文・扶余族・宮城県の多賀城碑と靺鞨国・倭王武の最後の遣使、502年とは・武寧王・ササン・バチカン・新羅とローマングラス・隅田八幡鏡と503年 ■倭の五王の遣使タイミングの分析 前記事にて倭の五王の遣使は中国の三国時代・呉のエリアの王への遣使であることを紹介。 また、倭の五王の遣使タイミングの分析を行った。 そしてその始まりとは372年、百済が東晋の朝貢から始まり、倭の五…