俳振歴歩のひろです。 富雄丸山古墳の話の続きです。調べていく内に富雄丸山古墳は謎の多い古墳だと感じました。「空白の4世紀」に築造された古墳なので、史料的な情報はほとんどありませんが造り出し部分に発見された未盗掘の木棺や埋葬品は、当時の状況を知る上で貴重な遺物なのです。2mを越える蛇行剣や盾形銅鏡は権力を象徴するだけの大きさを誇っています。また3枚の大型銅鏡は、いずれも異なる時代に製作されたとみられ、最も古い鏡は中国で製作されてから奈良で埋葬されるまで400年程度かかっていたことがわかりました。古墳時代前期には、有力者の実力や関係性に応じてヤマト王権が大小の銅鏡を配り分けたと考えられており、三角…