地域住民が、利害関係者としてその地域にかかわる問題を解決するために行う運動。 環境、地域文化、教育、治安等の問題に関する運動が主。
その地域の利益の実現・不利益の阻止のための単なる政治運動・反対運動ではないかとの批判をうけることもある。 地域エゴなどの批判もあるが、問題としている課題を発生させている構造を見極め、問題解決に近づけることが重要である。
→ 関連: 市民運動
カウアイ島 自然を守りたい人たちと、自然を守るという名目で巨額のお金を動かして、要するに金のために何としてでも工事を強行したい利権屋。地元住民の中にも、特にお年を召された方々は近年威力を増している台風などの災害から守ってくれる護岸工事なのだという説明にまんまと乗せられて、護岸工事に賛成する側に回る。よく聞く話ですが、それによって地域は賛成派・反対派というふうに分断されてしまう訳です。どちらもその地域に住む人たちで、日々の暮らしを楽しみながら平和に暮らしたいだけなのに。。。 私の住む三重県でも同じように風力発電の問題があって、基本的に起きていることは同じ質を帯びています。つまり最初の計画があって…
奄美大島・嘉徳(かとく)浜 バランゴマ 1枚目の写真は奄美大島に通っている友人からもらった嘉徳浜という美しいビーチ(だけじゃないけど。。。)を撮ったポストカードで、一瞬ハワイかと思いました。 なぜ嘉徳海岸(Katoku Beach) のことを急に書き出したのかと言うと・・・少し長くなりますが説明させて下さい。 去年の7月、奈良県にあるカフェねっこ、農家の離れか納屋(?)を自分達で改装して作った可愛らしいカフェに『バランゴマ』〜奄美在住の山北さんとブルキナファソ出身のベノアさんのアフリカン・ユニット〜が来るというので、気になって遊びに行ってみたのです。山北さんは自分で太鼓を手作りされている方で、…
成功する住民運動(年表)とはどういうものか、わかるような本でした。 鎌倉広町の森はかくて守られた 作者:鎌倉の自然を守る連合会 港の人 Amazon 以前読んだ『西武王国鎌倉』でちらっと広町の件が触れられていたので気になっていたのですが、読んで良かったです。 地域の複数の自治会、政党、地域の著名人、市、市議会、県、県議会、選挙、他の地域の住民、開発業者、融資する金融業者、国、そうした様々なステークホルダーとの連携にどれほどエネルギーが必要なのか良く分かりました。 主体になっていたのが住民である現役のビジネスマンたちだったのも印象的でした。既存住人のエゴ(NIMBY)のような議論(p79)、ある…
ご報告が遅れましたが、2020年11月27日に、大分市に要望書を提出し、意見交換を行いました。環境部長と環境対策課が応対してくださいました。 要望書を読み上げ、提出した後、参加した会員から質問や意見を述べ、大分市側が回答する、という形で行われました。 大分市は、環境への悪影響を懸念しているとして、2019年に大分県に提出した市の意見では、かなり踏み込んだ意見を出したことを説明しました。(大分市意見書は、花宮幾雄共同代表が開示手続きをとって開示を受けました。 大分市には、風力発電関連の許認可にかかわる権限がないことや、そのために情報をあまり持っていないことが述べられましたほか、環境破壊や住民との…
ご報告が遅くなりましたが、8月22日、「風力発電を考える会おおいた」の結成総会を開催しました。 記念講演として、高島拓哉大分大教授(地域社会学)が、汐見文隆医師による低周波振動についての研究を紹介しながら、風力発電による低周波振動被害の諸問題を説明しました。 その後、結成総会にうつり、準備会としての活動の経過や、佐賀関地区などに建設予定の関西電力の説明抜きのごり押し姿勢について、住民が怒りを持っていることが参加者から発言があったほか、今後の活動方針についても論議しました。共同代表に、高島拓哉氏(内定)と花宮幾雄氏、事務局長に植田謙一氏を選任したほか、建設計画のある地域住民などからなる世話人会を…