大地讃頌のオーケストラ版。やはり、本来は「カンタータ 土の歌」の第七楽章ということなので、オケ伴奏版の方がやっぱりいい。曲の終結部分で「母なる大地をああ」「讃えよ大地をああ」と繰り返すところの間で、ホルンが四本くらい揃ってシーラーソーファーと降りてくるところとか、本当に格好いい。ホルンが何本が揃ってゆっくりとしたメロディーを奏でるときは、いつもアルプスとかフィヨルドとか大自然を彷彿とさせる。https://www.youtube.com/watch?v=mFcaPJG5P-A こんなピュアな曲を書くので、作曲者の佐藤真は、画家でいうと熊谷守一みたいな素朴な(素朴そうな)人物を長いこと想像してい…