※「ウクライナの旅」は、2023年に原稿を書き、2025年2月に一部修正したものです。 ウクライナは、私が旅をしたとき情報が少なかったこともあり、とても苦労をした。 国境の公務員、宿のフロント、駅の切符売り場、車掌、警察官。 そういう「権力」を持った人の傲慢な態度が鼻に付いた。 基本的に、ワイロを渡せば解決することでもある。 つまり、日常的にワイロを受け取っているので、ワイロを払わない私は「憎むべき存在」と感じられるのではないかと想像できる。「権力」や「利権」を持ってしまうと、それを手放すときの喪失感が「怒り」に転じるということが十分に想像できる。 その後、何度かの政権交代もあったし、汚職追放…