青森県青森市沖館5丁目の沖館稲荷神社(訪問日:2023年9月18日)倉稲魂命、須佐之男命、大市姫命の三柱を主祭神として祀る神社です。境内には庚申塔が並べられており、それに対応する解説板がそばに設けられています。 解説板① 庚申塚について これは、遠い昔からの言い伝えじゃ。人の腹の中には、三尸と呼ばれる三匹の虫がおってな、庚申の日の夜になると、人が眠っている間にからだの中から抜け出して天に昇り、その人の悪罪を偉い神様に告げるんじゃと。そうすると、その人の命が縮められてしまうんじゃ。そこで庚申の日には猿田彦大神を太陽の神・月の神・星の神・食物の神たちと共に祭って、虫が出ていかないようにと祈ったんじ…