都心の一等地にそびえ立つオフィスビルや、多くの人々が暮らす大型レジデンス、あるいは人気温泉地の旅館。これまで、こうしたスケールの大きな優良不動産への投資は、ごく一部の富裕層やプロの機関投資家だけに開かれた、特別な世界のものでした。しかし今、その常識をテクノロジーの力で根底から覆そうとしている企業があります。それが、三井物産デジタル・アセットマネジメントです。 同社は、総合商社の雄・三井物産と、先日このブログでも分析した気鋭のスタートアップ・LayerX、そしてメガバンク系の金融機関がタッグを組んで生まれた、まさにFinTechのドリームチーム。不動産などの実物資産を裏付けとした「デジタル証券」…