Bonnie and Clyde
1930年代のアメリカを舞台としたギャング映画。その時代のギャングの中でも特に有名なボニーとクライドの短い生涯を鮮烈なタッチで描いた。 従来のハリウッド映画の枠を打ち破った最初の作品として映画史に残る傑作である。TIME誌に於いて「アメリカン・ニューシネマ」と銘打たれた。その所以は時代と人物をきちんと描き、ただの勧善懲悪式のギャング映画にしなかった点にある。 現実のボニーは映画よりも冷酷な女だったとも言われる。
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くまさん兄弟に応援ポチお願いします にほんブログ村 先日、美容院で手に取った週刊誌に、、、 「何にお金を使えば楽しく暮らせるのか」 節約も出費も最終的な目的は「あなたが幸せになるためのもの」 という記事を見つけました。 詳しくは読みませんでしたが。 「何にお金を使えば楽しく暮らせるのか」を自分に当てはめて考えてみました。 そもそも、お腹が空いていたのでは楽しい気分にはなれないし、 体調もそこそこに良くなければ、気分はブルー。 もし、仕事をしていればストレスがいっぱい。 漠然として考えがまとまりません。 旅行? 美味しいものを食べる? 素敵な洋服を買う? ではありきたりすぎて、 今更考えることで…
クライド・バロウ(左)とボニー・パーカー(Wikipediaより) 「アンチ・ヒーロー」といえば、犯罪者であるにもかかわらず大衆の人気を集めている人物のことですが、ジェシー・ジェームズ、ビリー・ザ・キッド、ジョン・デリンジャーなど、アメリカには実在のアンチ・ヒーローがたくさんいます(日本にも石川五右衛門とか国定忠治とかいますが)。 そんな中でも特に人気が高いのが、ボニーとクライドの2人ではないかと思います。 やはり男女のカップルということでロマンチックな想像をかきたてられますし、世界恐慌の息苦しい世の中に銀行強盗を繰り返して義賊的なイメージもあるようです。 当然、2人を題材にした映画はたくさん…
1967年 アメリカ 監督:アーサー・ペン 出演:ウォーレン・ベイティ、フェイ・ダナウェイ、ジーン・ハックマン、エステル・パーソンズ 有名な作品ですけど初見でした。アメリカンニューシネマの代表作と言われていますよね。やはり当時の社会情勢や世相をよく反映している作品だと思います。日本は学生運動が盛り上がり反体制を掲げることがかっこよく思えた時代。アメリカもそうだったんでしょうね。若い頃の見れば共感できたかもしれませんが、この年になって見ると共感はなくラストは衝撃的でしたがまぁ仕方がないかなといった感じで観てました。ただフェイ・ダナウェイが蜂の巣のように撃たれるのはインパクトがかなりありました。女…
「映画という文化 -レンズ越しの景色-」(原題:Voir、2021)を見る。Netflixとタッグを組んでドラマ「ハウス・オブ・カード 野望の階段」「マインドハンター」や「Mank/マンク」を発表してきたデヴィッド・フィンチャーが総指揮を担当。 フィンチャーにとって初のドキュメンタリーシリーズ。映画そのものや銀幕の物語に対して、それぞれ有名無名の個人が抱える思いを称えたビジュアル・エッセイとなっている。原題の「Voir」はフランス語で「見る」を意味する動詞。6話からなり、1話が20分程度と短く見やすい。 ・・・ 【1】「サメの夏」(17分) 1975年に「ジョーズ」がアメリカで公開された時に1…
< 俺たちに向かって明日にしやがれ > ブログを書いたり読んだりしている人たちは、本を読むのが好きな人も多いんじゃないでしょうか。 本をネットで注文するときは、あらかじめ調べてあったタイトルを入力して購入、って流れだと思います。ただ、注文確定までの間に「こんなん出てますけど」とか「こういうの、お好きでしょ」とかね、今のネット環境はそんな感じです。うるさいです。 今のところ「なんちゃってAI」みたいですから、とんちんかんなお勧めも少なくないです。そんなん読まんよ。って感じで、興味を惹かれることが少ないです。 でもそのうち、ホントにAIが進化してきて、勧められるたびに「おっ!」って思ってしまうよう…
2021年1月14日(木)今日の東京はよいお天気でした。 しかし、予定はなにもありません。。。毎朝、テーブルの上にスケジュール帳を開いておきます。 そこに書き込まれた予定を見て、一日どう動くか、頭の中で時間割を作るのが長年の日課になっています。出かける予定だけでなく、好きなお菓子の発売日、またお取り寄せしたお菓子の配達される日なども書いてあります。重要な案件であれば家族の予定も少しだけ書いてあることもあります。朝、お茶を飲みながら、そんな手帳を眺めるのが習慣になっていますが、子供たちからは、「スマホで管理したら?」といつも言われます。常々「荷物は少なければ少ないほどいい」と、小さなバッグに最小…
第三部。 「第一話 逆光無効のトライアンフ(バック・トゥ・ザ・ヒューチャー)」「第二話 依然必然のアクチュアリー(ラブ・アクチュアリー)」「第三話 輪転不変のフォールアウト(俺たちに明日はない)」 第一部第二部はこちら。 nagakutemijikaiinu.hatenablog.com nagakutemijikaiinu.hatenablog.com いよいよ大詰め!内容は読んでくれ。 結構リアルに想像すると苦しい内容が続く。けど面白かったー。解決編が最高だった。奈緒崎がまじでいいキャラしてる。嗄井戸も最高だよー。 斜線堂の人間観は、多分舞城に通づるものがあって、だからすごく好きなんだろう…
【週末息子と見る映画】のKONMA08がお送りする自己満足ブログ 【08映画缶】 間もなく開演です!! No.1040 【バグジー】(1991年作品) 今回はチラシです。 《解説》 愛する女のために ラスベガスをつくった男。 ――バグジー。 辛口で鳴るタイム誌が絶賛の声を惜しまないハリウッド映画最新作。それが'91年全米クリスマスシーズンに公開され話題をさらった【バグジー】だ。 ベンジャミン”バグジー”シーゲル―― シンジゲートきっての殺し屋として'40年代暗黒街を震撼させた大物。同時にモブスター仲間で群を抜く伊達男だったバグジーは勢力拡張のプロセスで映画の都ハリウッドの華やかさに魅せられる。…
■■■「バトル・オブ・ザ・キラーズ」■■■(35点/サスペンス) 狂ったように犯罪を繰り返す連続殺人強盗犯のジョニーとクライドは、ある日、犯罪組織のボスであるアラナが所有する巨大カジノの莫大な裏金が隠された金庫の存在を知る。 裏金の強奪を目論む彼らは、かつての仲間である巨漢の殺し屋の『ブッチャー』や爆発物の専門家の『ベイカー』、薬物の売人でガンマニアの『キャンドルスティック』といった面々に声をかけ、金庫への襲撃計画を立てる。 しかし、時を同じくしてジョニーたちの帰還を知った元保安官のロックは、彼らに娘を殺された復讐のために行動を開始。 またジョニーらの襲撃計画を察知したアラナは、通常の警備を強…
ボンジョビのWanted Dead Or Alive この曲については、ボン・ジョヴィの名曲ということで 和訳・歌詞の意味つきで書いていました コチラでしたね www.aiaoko.com 大好きだった曲です Wanted Dead Or Aliveの意味は? 生きてても死んででもいいから指名手配中! と言ったところでしょうか 「死んでてもいいから」というところに 無茶なかんじがありますよね 荒くれ者の西部劇の世界?ですよね Wanted Dead Or Aliveの写真 ボンジョヴィの5人が「指名手配中」の写真も画像検索で見られます 私と夫と亡き母も、 アメリカの田舎町を車で旅行中に「指名手…
スカステで、雪組さんの「BONNIE & CLYDE」を視聴したのですが、ナンじゃこりゃ?ツマらんわ、だったのでした。遠い昔に、TVでフェイ・ダナウェイの「俺たちに明日はない」を見たことはあるのですが、コンナにツマラナくはなかったはずなのに、でありました。ボニクラとミュージカルに親和性はないのじゃないの?と思ったりするくらいのダルイ感じが溢れ返っておりました。先ず彩風咲奈さんですが、この方、どんな役を演じても彩風咲奈さんに見えてしまう。彩風咲奈というキャラの個性が濃ゆ過ぎるのか、単に演じ分けが出来ないのか、私は多分後者だと思うのですが……。夢白あやさんはガンバって妖艶にボニーを演じていて、ソコ…
オッドタクシー(ODDTAXI)第10話の感想です。気になっていたけれどなかなか見る機会がなかった作品を見ていきたいと思います。Amazon Prime Videoで視聴中です。【注意】感想の中でアニメの内容に触れることがありますので、今回のお話を見た後にお読みくださいませ。
久々に映画を鑑賞。 ひとつは”白鯨” グレゴリー・ペック主演(エイハブ船長)。1956年の作品。 大きな白鯨の描写は当時としては素晴らしいのでは。 エイハブ船長が宿敵の白鯨(モビイ・デイック)を追いかけて船員を鼓舞する姿は、狂気を感じる。 その考えに反対する航海士スターバックも最後は白鯨と闘うことを是として行動。 スターバックは今のスターバックス(コーヒー)の由来だったとは。。。 もうひとつは、購入してから10年以上しまい込んでいた”俺たちに明日はない” こちらは、フェイ・ダナウェイの美しさと、ウオーレン・ベイテイのイケメンぶりが 印象に残るばかり。 今の時代では受け入れられない(と思う)暴力…
録画していた『俺たちに明日はない』(1967年/監督:アーサー・ペン)を再見。『イージー・ライダー』に始まるニューシネマ時代の先駆けとなった最初の作品です。 1930年代初めは大恐慌が尾をひいて失業者があふれ、アメリカは荒廃が全土を覆っていました。そんな中、出所したクライド(ウォーレン・ベイティ)は自動車を盗もうとしてボニー(フェイ・ダナウェー)と遭遇。クライドとボニーは互いに惹かれあい、クライドはボニーの気の強さを、ボニーはクライドの図太さを気に入ります。二人は組んで泥棒をはじめ、犯行はことごとく成功。自動車修理を頼んだ若者モス(マイケル・J・ポラード)も現実に飽き飽きしており仲間に加わりま…
俺たちに明日はない (字幕版)ウォーレン・ベイティAmazon1930年代のアメリカを騒がせた 実在の犯罪者ボニーとクライドが 各地を移動しながら犯罪を繰り返した様子を描いたもの。 犯罪者集団を主人公にした話だが、 強盗の鮮やかな手口を見せるわけでも 知名度を上げていく様子を見せるわけでもなく、 不安定な日々を描くロードムービーのような作風。 アメリカ映画史上では大きな意味を占めるのかもしれないが、 今の時代に観てもそこまでの面白さが感じられず、 ストレスばかりで爽快感の少ない作品だった。 【関連作品のレビュー】 ザ・テキサス・レンジャーズ(2019年公開アメリカ映画) mclover.hat…
録画していた『卒業』(1967年/監督:マイク・ニコルズ)を再見。ダスティン・ホフマンとキャサリン・ロスが世界的に有名になった作品。 勉強もスポーツもそつなくこなして大学を卒業した真面目青年のベン(ダスティン・ホフマン)は、これから先の人生をどうして過ごすべきか、説明しえない焦燥感を抱いています。嫌がる彼を無視して両親が開いたお祝いのパーティで会った知人のロビンソン夫人(アン・バンクロフト)がベンを強烈に誘惑。彼女は強引に家まで送らせたうえ、戸惑うベンの前で衣服を脱いで挑発したんですな。ホフマン独特の演技で笑いを誘います。その夜は何事もなかったのですが、彼の方から夫人にデートを申し込み、ホテル…
THE TED TIMES 2024-08「日本映画大学」 2/21 編集長 大沢達男 日本映画大学の卒業制作を観て、天国から今村昌平先生の声が届きました。 「映画技術の天才(まあ職人かな)はいたかもしれないが・・・映画製作の不良はいなかったね」 1、不良で天才 「俳優というのは不良だ」 「不良が映画の世界では主役を演ずるから面白いんだよ」。 「三船敏郎という役者は当時の不良。その不良を黒澤明監督が連れてきて映画で主役に使った、だから面白いんだ」 「最近の不良では、・・・女優とトラブルを起こしている長渕剛というのがいるらしいが、奴が面白そうだ」 「監督は?」 「・・・監督は・・・不良で、天才!…
作品情報: https://www.netflix.com/title/80200571 1930年代のアメリカを騒がせた 実在の犯罪者ボニーとクライドと 彼らを追う2人の捜査官の話。 警官を惨殺するという凶悪な犯罪を起こしながらも かなりのカリスマ性を誇った犯罪者カップルという存在は新鮮で、 さまざまな作品の題材になっていることに驚かされる。 勧善懲悪ものとして楽しめるよう構成された筋書きと、 肉体的には衰えたものの長年の勘と経験を活かして 犯人を追い詰めていく主人公のキャラクターが合わさって 誰にでも観やすい作品に仕上がっている。 【関連作品のレビュー】 俺たちに明日はない
◎新作ロードショー ビニールハウス 《3月15日(金)から 東京 シネマート新宿ほかで公開》 貧困のためビニールハウスで暮らす訪問介護士の女性。ある事故をきっかけに犯罪に手を染めていく。(2022年 監督/イ・ソルヒ) コール・ジェーン-女性たちの秘密の電話- 《3月22日(金)から 東京 日比谷 TOHOシネマズ シャンテほかで公開》 人工妊娠中絶が違法だった1960年代のアメリカで、道端に出現した貼り紙「妊娠?助けが必要?ジェーンに電話を」……女性の権利のために活動した人々の実話を映画化。(2022年 アメリカ 監督/フィリス・ナジー) パスト ライブス/再会 《4月5日(金)から 東京 …
「アメリカ大統領から 大金を奪っちまおうぜ」 『バニシング '72』 "FINDING STEVE MCQUEEN" トラヴィス・フィメル,レイチェル・テイラー,ウィリアム・フィクトナー,リリー・レーブ,リス・コイロ,フォレスト・ウィテカー 2019/マーク・スティーヴン・ジョンソン 銀行強盗に なってしまった とある男の お話です(実話)。 www.youtube.com 1980年。 アメリカ、 ペンシルバニア。 恋人と ダイナーで 待ち合わせしていた 男は 席に着くなり話し始めた。 自分の本名、 そして1972年に カリフォルニアで 前代未聞の方法を使って 大金を手に入れた 強盗犯の一味…
ども、ガミガミです。 今週も『黙示録の四騎士』感想です。 ネタバレ全開&鈴木央の過去作品ネタ満載なのでご注意ください。