児童精神

2023年8月3日、中日新聞尾張版にて、上林記念病院の「児童･思春期デイケア JOY」が紹介されました。 「児童･思春期デイケア JOY」は不登校の小中学生を受け入れ、安心できる環境で興味関心を伸ばすプログラムを実施している上林記念病院内の施設です。 2014年に設立され、臨床心理士、作業療法士等の精神医療専門のスタッフが常駐し、心のケアをしながら園芸や工作など個々の自主性を尊重したプログラムを提供してしています。 一宮市内の学校であれば出席日数に換算されることもあり、お子さんに対して手厚い支援体制があることが特徴です。 不登校の児童・生徒の受け皿としてさまざまなプログラムを実施し、コミュニケ…

こんにちは！ うさカンです。 みなさまお元気ですか？ 私は気圧のせいか、体調が悪くて、 昨日、今日は胸痛にやられています…😭 やりたいことは山ほどありますが、 なんだか安静に、ぼんやり過ごしています。 今朝のニュースで、こんなのがありました。 news.yahoo.co.jp 私はアクティブラーニングという本の中で、ゲームやYou Tubeの話を書きましたが、 こどもたちの「好きなこと」に向き合うことには診療効果もあるのかな、と改めて思いました。 考えてみれば当たり前ですけどね。 自分のことに興味を持って話を聞いてくれる人がいれば、 自分に自信が出てきて元気になる🎶 学校へ行けなくても、元気が…

千葉県＆千葉市の精神保健指定医会議でパネリストとしてお話させて頂きました。テーマは「児童思春期の非自発的治療」。 思春期年齢の子どもの精神科医療への非自発的治療については入院の場面から退院に関する関わる機会が少なくないのですがそうした経験等から感じること、諸課題等をお話させて頂きました。 難しいのは子どもが必要な医療を受ける権利を保障する必要がある一方で、入院治療を望まない子どもの意見表明や自己決定権の保障や長期の社会的入院の防止等も同時に考えていく必要があること。 法制度的には入院、あるいは退院を支援する制度はあるもののそれらの制度を使いさせすれば解決するという単純な問題でもないし、そもそも…