古代オリンピックの5競技のひとつであり、歴史も長く、西洋格闘技の基礎とみなされているスポーツである。
2020年のオリンピック種目から外れる候補になっている。
基本的に両肩をマットにつけたら勝ち(フォール)。
ただし、打撃技、関節技によるギブアップは存在しない。
時間が3分2ラウンド制の時間制限によるため、時間内にフォールできない場合はポイントで判断し、ポイントの多いほうが勝ちとなる。
ポイントは、投げる、相手のバックを取る、バックを取った後ひっくり返す、などで入り10点以上の差が付いても勝ちとなる(テクニカルフォール)。
フリースタイルとグレコローマンスタイルの2種目がある。フリースタイルは反則技を除けば全身のどこを用いても良いが、グレコローマンスタイルは下半身(腰から下)を攻防に用いることができない。女子はフリースタイルのみ。
ちなみに、良く馬鹿にされがちなワンワンスタイルはパーテールポジションと言い、反則をしたときのペナルティ。