シリコンバレーバンクから始まるショックが続いていますが、今回は離れて最近の中国について見てみます。 というのも、今月13日に全国人民代表会議(全人代)が閉幕しました。全人代は中国の立法府で日本にとって国会にあたりますので、重要な意味を含めます。 まずは、習近平氏が3期目の国家主席に就任し、首相は、李強氏が専任されました。李強氏は習氏に近い存在ということの様で、習氏1強の体制が強化されることになるそうです。習氏にとってみれば動きやすくなる反面、ブレーキ役が存在しないというとで、万が一暴走したときのリスクがあります。 このあたりは、今年1月に取り上げたTOP RISKS 2023の第2位に、『「絶…