続けて、山本文緒さんの本。先に読んだ「無人島のふたり」の巻末に山本さんの著作リストや年譜が載っていたのだが、2003年に3月に「精神科にはじめてひと月入院する」との記述があり、2006年6月に「河口湖のテニスコートでうつが治った感覚を得る」とあった。そして、「うつの詳細は『再婚生活』に詳しい」と。 症状はそれぞれ違うのだろうけど、うつ病と言われた同僚を何人か見てきた。自ら命を落とした人もいれば、社を辞めた人、普通に働けるようになった人。そして、仕事相手で、「たまに症状が出るんです」という人も。今後、自分だってなる可能性もあるだろうし、すでに初期段階だったりするかもしれない。山本さんが、闘病記を…