4月3日に台湾東部沖で地震があった。その際、一部のメディアが「九二一以来の大地震」と言及していた。九二一地震は1999年に起こった大地震で、かなりの被害が生じ、その後の台湾の耐震・防災政策などにも大きな影響を与えた災害。 今回、その九二一地震について学べる場所に出かけた。もともと、そのうち行こうと思いつつ、辺鄙な場所にある(台中駅からバスと徒歩40分くらい)のでなかなか行けずにいた。けど、今回の地震(や、実は1月の能登の地震のときも金沢にいて、ものが壊れる様子を見た)を経験して、行けるうちに観に行こうと思いたった。 入り口 入り口にある「921」の数字 倒壊した建物の展示 実際に被害に遭った建…