零工芸の銅おろし金「零おろし」 両面に目立てしてありますが、なんといっても目を引くのが表の「粗くて強そうな目立て」 一見、武器になりそうな鋭くて大きい歯並びです。 直感的に、竹の鬼おろしの粗い目の良さと、セラミックや金属製のおろし金のいいところを、抱き合わせたようなおろし金だなと思いました。 竹の鬼おろしは凹凸が粗くて、摩擦が大きい道具。少量おろしたいと思っても、小さい欠片だとおろしにくい、おろせない、食材のサイズや量に限度があります。 樹脂やセラミックの、歯の細かいおろし器に手が出るのも自然な事だなと思っていました。 ところで、鬼おろし、粗いといっても見た目はよく見る姿におろし上がります。 …