工芸とは手作りで生活道具などを作ることを言う。一般的に「用の美」が工芸とされている。工芸の分野として金工(彫金、鍛金、鋳金)木工(漆、竹、バスケタリーなど)、染織、ガラスなどがある。
1974年、伝統的工芸品産業の振興に関する法律により。100年以上の伝統的な歴史を持つ技術や技法によって作られた製品は伝統的工芸品と呼ばれ。その伝統を維持するため国の保護を受け今日まで受け継がれている。多くの技術や技法は日本の文化に根付いており、重要文化財などが今日まで維持できるのも技術、技法が今日まで受け継がれてきたからだといえる。
インダストリアルデザインやグラフィックデザインなども工業芸術として工芸という表現もされる。
表現の工芸として、現代の工芸は芸術として工芸作家が活躍している。手作りで人形を作ることも工芸であり、素材の違いだけでフィギュア造形師も工芸作家に限りなく近い。