萬華の朝 2日目は、台北で最も古い街、萬華(ワンファ)から始まる。 最初に訪れた龍山寺は、早朝から多くの人々が熱心に祈りを捧げていた。線香の白い煙が、容赦なく五感を揺さぶってくる。そして青山宮へ足を向けると、今度は静けさの中に、極彩色の見事な彫刻が静かに息づいていた。 神仏への祈りと、人々の営みが絶妙に入り混じっているこの街の熱気に心地よく圧倒されながら、細い路地裏をあてもなく歩いた。台北の古い街(老街)の魅力は、こうして迷い込んだ路地裏に隠されている。 龍山寺 青山宮 福大同茶荘での一期一会 ゆっくりと空気が流れる一角に出た。ふと、年季の入った木の看板と、どこか威厳のある佇まい,それでいてモ…