言葉の意味に対応するものが実在(≒存在)しているという立場のことをいうみたいである。 「犬」という言葉がある。そしてあちらで散歩しているワンちゃんも存在している。 実在論を別名「唯名論」とも呼ぶみたいである。 そして、この唯名論は現代哲学でもまだ決着がついていない。 つまりは、「鶏が先か卵が先か」問題と重なる。 言葉が先か。実在が先か。 直感では、先に犬がいて、人間があとから名付けたと思う。 「関係」「調節」とった言葉はどうだろう。 これもまた、先にそういう現象があったから人間があとから名付けた。 しかし。 ここで池田晶子氏はこのように突っ込むだろう。 「それを我々は名付ける前から知っているか…