通称「みんぱく」。
設置の目的 みんぱくは大学共同利用機関として設置され、民族学に関する調査・研究を行うとともにその成果に基づいて、民族資料の収集・保管・展示公開ならびに共同研究等の活動をおこない、これらを通して、世界の諸民族の社会と文化に関する情報を人々に提供し、諸民族についての認識と理解を深めることを目的としています。
(驚異と怪異 想像界の生きものたち展) ★山中由里子「開会記念講演会 人はなぜモンスターを想像するのか?」 ウポポイ/国立アイヌ民族博物館、2024年9月15日(日)14:00 (WEBサイト→) nam.go.jp 人類は、常識や慣習から逸脱した「異」なるものを、どのように認識し、説明し、描いてきたのでしょうか。本展では、人魚や龍、河童など、想像界の生きものの多様性について祭具、衣裳、絵画、彫刻、書籍などを通して紹介し、人間の想像と創造の力の源泉を探ります。奇妙で怪しい、不気味だけどかわいい、世界の霊獣、幻獣、怪獣が大集合します。 ※なお、こちらの掲載画像は、当ブログが独自に定めるガイドライ…
・・・という言葉を知ったのはいつだっただろうか。 国立民族学博物館はいつも最高だが、この企画も実に興味深い。 はっかとにほん?どこにどんな共通項が?
第三十候 7/1〜7/5 半夏生 はんげしょうず 半夏生(烏柄杓・とりびしゃく)が生える時期 短夜や地球の音のする方へ 一昨日、大阪モノレールの 万博記念公園駅にある 国立民族学博物館へ 行ってきました ほんとはカフェに行くつもりだったけど ふと思い立って、行く先変更 あいにくの雨でしたが 一人遠足みたいで ワクワクしながら 万博記念公園駅を降りると 有名な「太陽の塔」が バーン!と見えます 芸術は爆発だ! 万博記念公園入り口を入ると、どど〜んと「太陽の塔」↓ 太陽の塔のうしろってご存知ですか? こんなんです ↓ ↓ ↓ 着きました↓ 観覧料大人580円です オセアニアを出発して 東回りに世界…
昨年度と比べて新年度の業務が重く、この3ヶ月は割といっぱいいっぱいだった。昨年度は上半期に週1の遠方への出張があり、それが無いだけまだマシかもしれない。ここ1ヶ月ほどは、Xのいいね欄問題、ニコニコ動画問題で地味に楽しみも削られてしまった。 先々週、閉会直前に滑り込みで「みんぱく創設50周年記念企画展「水俣病を伝える」 」を見に行った。 民博外観 民博看板 多くの人にとっては(自分も含めて)もしかしたら教科書的知識で止まっているかもしれない水俣病について、水俣病と共にあり続ける地域社会の取り組みが紹介されていた。いくつかメモを記す。 企画展入口 考証館展示 「考証館の展示資料」について。ひとつポ…
万博公園内にある国立民族学博物館(みんぱく)へ特別展「日本の仮面ー芸能と祭りの世界」を見に行ってきました。 大阪モノレールの駅を出ると、太陽の塔がすぐに見えます。 公園内は遠足の子どもたちや、外国からの観光客でにぎわっていました。 公園内にはバラ園やあじさい園があったり、大阪日本民芸館など他の施設もあるのですが、なんせ広いので時間と体力が要ります(笑) 今回もみんぱくのみのチケットを買い入場。 仮面と聞くと、私が思い浮かべるのは古典芸能の能面や、仮面舞踏会の面、あとは変身ヒーローのお面などでした。 この特別展は、全国各地の芸能や祭りで使われてきた仮面を集め、古来の仮面と人間との多様な関わりを考…
企画展「水俣病を伝える」 特別展「日本の仮面」 太陽の塔 閉館時間ギリギリまでいたことが判る写真(門がほぼ閉まってます) 今日はこちら。国立民族学博物館へ。 企画展「水俣病を伝える」 みんぱく、国立民族学博物館の特別展「日本の仮面」へ。行ってみたら、企画展「水俣病を伝える」と言うのがあって、いつもは常設展に使う時間をこの企画展に絞ることにして先に観覧。水俣の自然の美しさと、今も終わっていない問題。福島の原発事故で起きたこととも通じるものを感じました。 石牟礼道子さんの『苦海浄土 』の原稿の冒頭も展示されていました。 特別展「日本の仮面」 撮影NGになっていたので、メンドン撮影コーナーのみ。 気…
これ、楽しみすぎる。担当は笹原先生かな。 みんぱく創設50周年記念特別展「日本の仮面――芸能と祭りの世界」 – 国立民族学博物館 セミナーやら研究公演やらも、参加したいのばっかり。 そしてこちら。 かがくいひろしの世界展 わ~い、夏に神戸に来てくれる~。ああ、もう、ドキドキする。
国立民族学博物館 の特別展「交感する神と人」を見に行ってきました。 「ヒンドゥー教」については、インドを中心とした伝統宗教ぐらいしか私には知識がありません。キリスト教・イスラム教についで信仰する人が多く、その数は仏教よりはるかに多いのだとか。 上のパンフレットは、「クリシュナ」という神の幼い時の姿だそうです。 この「クリシュナ」は、「ヴィシュヌ」の化身とされ、インドの神様のなかでもたいへん人気があるそうです。 ヒンドゥー教の三大神 ヒンドゥー教は、無数とも言えるほどに神様の数が多く、その中で、 ブラフマー・ヴィシュヌ・シヴァ が 三大神 として信仰されているそうです。 「シヴァ」の名は、よく見…
2023年9月23日(土)みんぱくを訪れたのは学生時代以来なので、ほんとうに久しぶり。 はじめて訪れたような新鮮な気持ちで鑑賞できました。 (たぶん展示内容も、昔とはずいぶん変わったんじゃないかな?) モアイ複製(イースター島)展示室に入ると、巨大なモアイ像が出迎えてくれます。各展示はオセアニア、アメリカ、ヨーロッパ、アフリカ、西アジア、音楽、東南アジア、南アジア、中央・北アジア、中国、朝鮮半島、日本エリアにそれぞれ分かれていて、観てまわるだけでプチ世界旅行をしているようなワクワク気分を味わえます♪ 中庭インカ帝国の古代遺跡を思わせる中庭。 館内は基本的に撮影OKだったので、気になった展示物を…
博物館・美術館では、秋の特別展が始まっています。 気になっている特別展を開催順で紹介します。 国立民族学博物館 2023年9月14日(木)~ 12月5日(火) インドやネパールの ヒンドゥー教 についての特別展です。 「 みんぱく 」は調査・研究機関なので、その道の専門家が一般人にも分かり易く研究成果を紹介する場を多く設けてくれています。 この特別展に関連しても、下記のようなゼミナールや、研究者と話そうウィークエンド・サロン、研究公演、ワークショップなどが多彩に催されます。 このような関連イベントに合わせて行くのがお勧めです。 岡山市立オリエント美術館 2023年9月16日(土)~ 11月12…
日本全国にあるヤップの石貨を見に行こう ミクロネシア連邦ヤップ州で実際に使われていた、石のお金(石貨)。石貨はヤップ島にはない石灰岩で出来ている。500km離れたパラオで切り出した石灰岩を「いかだ」でヤップまで運んでいた。なのでミクロネシア連邦国外で実物を見ることができる場所はほとんどない。日本の下記の場所で実際に見てきた。 東京の日比谷公園に無造作に1枚置かれている。 大阪の 石貨 | 国立民族学博物館 2枚展示されている。 沖縄の美ら海水族館がある海洋博公園内の海洋文化館に1枚展示されている。 神奈川県辻堂駅の商業オフィスビル「アイクロス湘南」レプリカの石貨がある。 東京日本橋の貨幣博物館…
朝から出かけて国立民族学博物館で洪智育、陳義雄の『一八九五』を見る。台北に旅行に行った時からずっと見たかった映画。家に帰ってきてYouTubeにアップされているのを見てみると、今日見たものは能久親王の死のあと森鴎外が池の畔に出て「凱旋は葬列のようでなければならない」というナレーションのあと、半世紀に及ぶ日本による台湾支配を告げる字幕が出て終わるのだが、エンディングが全然違っていて驚く。久しぶりに民博の展示をぐるっと見て閉館まで過ごす。 阪急に乗っているとものすごい雨。梅田まで出て雨をやり過ごして、堂島のディスクユニオンでディエゴ・スキッシ・キンテートの『Apiazolado』と『Tanguer…
こんにちは。先日国立民族学博物館(みんぱく)にいってきたので、その話を書きたいと思う。私は何度か来てるので、ここは自分なりの楽しみ方を確立している博物館で居心地がいい。 今回は主にみんぱくの話だけど、みんぱく以外のオススメのスポットも併せて書きたいと思う。 国立民族学博物館はどこにある? 大阪府吹田市の万博記念公園内にあるこの建物は国立博物館だけあって大きい。なのに観覧料は大人1人580円と非常にコスパの高い施設だ。アクセスは大阪モノレールの万博記念公園駅を降りて少し歩くと、太陽の塔がお出迎えしてくれる中央口に着く。そこから万博公園内に入って歩いて片道9分だ。 www.minpaku.ac.j…
秋篠宮ご夫妻の長男、悠仁さま=令和6年7月15日、東京都港区の赤坂御用地(宮内庁提供) 6日に18歳の成年を迎えた秋篠宮ご夫妻の長男、悠仁親王殿下は、皇室では41年ぶりとなる男子皇族としてご誕生。上皇さまの孫、天皇陛下のおいにあたり、ご両親やごきょうだいに見守られ、健やかに成長されてきた。現在筑波大付属高校の3年生で、勉強や部活動などに励む一方、公的活動の経験も着実に積み重ねられている。お歩みを、写真とともに振り返る。 悠仁さまのお歩み 秋篠宮ご夫妻、願い込められ 悠仁さまがお生まれになったのは、平成18年9月6日、東京都港区の愛育病院。体重は2558グラム、身長は48・8センチで、帝王切開で…
9月以降のものを備忘録的に。あくまで自分が興味のあるものの備忘録。随時更新。 最終更新09/08・更新記録08/31、09/08 記述方法 *1 --会期終了-- --会期中-- ◯特別展 昭和モダーン モザイクのいろどり 板谷梅樹の世界08/31〜09/29|泉屋博古館東京|六本木一丁目 ◯柳原良平 ごきげんな船旅09/03〜11/10|茅ヶ崎市美術館|茅ヶ崎 ◯芹沢銈介の世界09/05〜11/20|日本民藝館|駒場東大前 --会期前-- ◯特別展『大乙嫁語り』展09/14〜10/14|平山郁夫シルクロード美術館|甲斐小泉(小淵沢) ◯寳林寺 東輝庵展 横浜の禅―近世禅林のルーツ09/14〜…
ぶらり世界裁判放浪記 原口 侑子幻冬舎 ぶらり世界裁判放浪記作者:原口 侑子幻冬舎Amazon 四大法律事務所に勤務していた弁護士は、ある日、バックパックひとつで世界放浪の旅に。アフリカから小さな島国まで世界131カ国を放浪し、裁判をひたすら見続けた。豊富な写真と端正な筆で綴る、唯一無二の紀行集。 詳細を読む 読書メーターブクログ 未来のソフィーたちへ:「生きること」の哲学 ヨースタイン・ゴルデルNHK出版 未来のソフィーたちへ: 「生きること」の哲学作者:ヨースタイン・ゴルデルNHK出版Amazon 世界的ベストセラーの哲学小説『ソフィーの世界』の作者が、いまこの惑星に生きるすべての人にスト…
阪神甲子園球場が今年8月1日に開場100周年を迎えたので、いろんなところで関連イベントをやっている。 西宮市郷土資料館の最寄り駅は阪神香櫨園駅である。大阪からだと甲子園駅の4駅先である。それよりもっと手前、大物(だいもつ)駅のあたり、阪神本線と阪神なんば線が交差する三角地帯に阪神タイガースの新しい二軍球場である日鉄鋼板SGLスタジアム尼崎という球場が建造中で、それが阪神本線・なんば線の車窓から見える。なんば線から見た球場はかなり球場らしい形になっていた。電車の窓から球場のグラウンドが見えるというのはいい。開場は来年である。 球場の名前は日鉄鋼板SGLスタジアム尼崎のはずなのにCMなどでゼロカー…
伝え続けねばならぬ歴史(2024年8月18日『産経新聞』-「産経抄」) 第5方面軍司令官として北海道防衛の策を練る樋口季一郎中将(孫の隆一氏提供) 多くの国民は、昭和天皇の玉音放送を聞き終戦を知った。<父母(ちちはは)の泣けば幼き子等までがラヂオの前に声あげて泣く>高見楢吉。昭和20年8月15日の点描である。大本営は翌16日、各方面の軍に戦闘行動の即時停止を命じている。 ▼自衛目的の戦闘についても、18日午後4時を刻限に銃を置くよう通達があった。ソ連軍が千島列島最北端の占守島に上陸を開始したのは、その18日だった。「断乎、反撃に転じ、上陸軍を粉砕せよ」。現地の守備隊に、そう命じたのは第5方面軍…
『M-1グランプリ2022』ファイナリスト・キュウが、東名阪で単独ライブを開催するというので、その大阪公演を観に行くことにした。おおよそ年に一度のペースで開催されているキュウの単独は、ただ独創的で我流を貫くネタが観られるだけではなく、公演全体がひとつのテーマでパッケージされており、一度は生で観てみたいと思っていた。幸いにも、公演日がお盆のシーズン真っ只中で、多少の遠征にも支障のない時期だったことも大きかった。 チケットはローソンで注文した。ことによると、即完するのではないかという心配もあったのだが、大阪公演のチケットの売れ行きはさほど良くはなかったようで、しばらく販売サイトで「販売中」の文字を…
今城塚古墳 京都駅経由で高槻でおり、今城塚古墳へ。お隣の駅まで行けばよかったのだが、google mapで指示されたとおりに行ってしまった。バスは途中までしかいかず、歩き時間が多い。古墳は整備された公園になり、なんと登ることができる。宮内庁に比定されていないおかげで、古墳に近づけるだけでなく、登ることができる。古墳の上は言われなければ、普通の里山と何ら変わりない。くびれ部の祭祀場にあった埴輪を移したあとに、記念館に。ボランティアの方とかなりマニアックな話ができて楽しかった。 古墳が大きく崩れたのは、戦国時代のお城への転用によるものではなく、桃山時代末期の地震の影響らしい。 太田茶臼山古墳が継体…
8月以降のものを備忘録的に。あくまで自分が興味のあるものの備忘録。随時更新。 最終更新08/29・更新記録07/28、08/11、08/18、29 記述方法 *1 --会期終了-- ●資料性博覧会1708/10|秋葉原UDX 2F アキバスクエア|秋葉原 ◯おもしろ同人誌バザール大崎・夏@大崎コミックシェルター08/11|大崎駅南口改札前自由通路「夢さん橋」|大崎 ◎ジャッカ・ドフニ 大切なものを収める家03/16〜08/25|高島屋史料館TOKYO|日本橋 ◎アウト・オブ・民藝 「民」から芋づる編 MINGEIのB面!04/29〜08/25|世田谷文化生活情報センター 生活工房|三軒茶屋 …
人間ポンプ園部志郎 その昔、「人間ポンプ」という芸があったということじゃ。 安田里美さんという方が有名で、映像記録も残っておる。 しかしもう一人、園部志郎という方も双璧をなして有名だったんじゃ。 この園部さんについて長年の取材を行った結果が本書じゃ。 よくぞまとめて下さいました。 人間ポンプ芸というのは実際に見てみないととても信じられない奇想天外な芸で、 聞いただけじゃとそんなことあり得ない、何かのトリックがあるのではないかと思ってしまう。 そういう芸を行っていた記録が残らないのは人類学上での大損失じゃ。 是非とも記録に残して後世に語り継いでいきたいものである。 本書によると人間ポンプ芸が可能…
「今日の収穫」 わたくしね、120歳まで生きてまいります。(塩月弥栄子。享年96) おれは105歳まで生きて仕事をする。(大西巨人。享年97) 年齢を重ねるとともに行動の知恵をふかめてゆき、なお高度な段階に至り、大きな収穫を得るために心を砕くのが、すぐれた人物にそなわった器量である。(津本陽) 老いては後輩の育成、成長の肥やしになることが人生の最も望ましい道だ。(大来佐武郎) 牛乳を飲む人より、牛乳を配る人の方が健康だ。(小出義雄) ーーーーーーーーーーー 5時:ブログ。「名言との対話」。 9時半:近藤秘書とミーティング。雑誌の台割調整。 10時:寺島さんから電話。 19時:福祉図解塾の課題検…