「経済構造改革」の取り組みの一環として進められた、小泉内閣の地方活性化策のこと。
自治体自らが考え、提案する地域再生構想を踏まえ、国が権限委譲や補助要件の改善、公共施設の利用手続きの容易・簡易化や既存施設の再生・有効活用する場合の阻害要因の除去など必要な制度改正等の支援措置を講じるもの。地方行政当局が主体的に考えた活性化策に対して国が認可し、各種支援措置を実施する。地域経済の活性化や地域雇用の創造などを実現するのが狙い。
実家からの帰りに、テレビドラマのロケに使われているという廃校の校舎を見に行ってきました。 妻が実家で購読している地方紙を読んでいて、その廃校がロケに使われているという記事を見つけたのです。 その校舎がある町までは、さほど遠くないはずなので、ちょっと寄り道をして行こうということになったのです。 高校時代の同級生が、その町から通学していたはずなので、車でいけばそれほどの時間はかからないだろうなどと高を括って実家を出発しました。 町の中心部までは難なく辿り着きましたが、ナビをみるとさらに20キロ以上の距離があるという表示になっていて驚きました。 平成の市町村広域合併によって、廃校のある集落は近くの市…
このブログは、まちづくりや都市計画、不動産の取引や投資に関して役立つ情報をつぶやくOSSAN(オッサン)のブログです。良かったらブックマークを活用いただき、業務や調べものの時に活用してくれると励みになります。地域再生法は、急速な少子高齢化と産業構造の変化など社会経済情勢の変化に対応して、地方公共団体が行う地域経済の活性化、地域における雇用機会の創出など地域の活力の再生(地域再生)を総合的・効果的に推進することを目的に2005(平成17)年に定められました。売買の対象となる不動産が、集落生活圏の区域内に該当する場合には、重要事項説明が必要です。 なんとなくわかっているようで、詳しく説明しようとす…
本日は地域活性に貢献しているクラファンBATSUNAGUへ参加したい、というお話です。
ようやくというか。いよいよというか。 自分でも微妙な心持ちだが、ビジネス活動としての農業が始まった。 11月上旬に、南あわじ市の津井で、RINC@農園のオープニングセレモニーを開催した。 この地で私たちは、今年の6月からブレスタをスタートした。 ブレススタとは、ブレインワークスが運営する地方での活動拠点である。古民家であったり、サテライトオフィスであったり。多様で地域活性化のベースとなる施設である。オンラインコンテンツ配信のプラットフォームであるブレインナビオンと連携して活動が出来る。 次は、RINCファームという名称について、少し説明する。 私が関わっている自然産業研究所という会社がある。自…
石碑、石仏、古隧道。見事な3点セットである。 さて、残念ながら通り抜けられないので山を越えて反対側を見に行くとしよう。 地図には載っていないがトンネルの広場の向こうにも道が延びていた。こちらの方角に尾根越えの車道があるので、この道をたどってみる。 隧道までは荷車ぐらいが通れる道だったが、こちらは完全に歩道だ。 しばらく歩くと墓地の横に通じていたので、下を通っていた車道に降りて更に進む。写真は尾根のあたり。 尾根を越えると人の気配が感じられなかった。使われていない畜産系と思しき建物と空き地が広がっていた。 ここが隧道へ通じる道の入口。 ほぼ廃道と化しているはずだが割ときれいだ。 こちらが反対側の…
いつまでも熱気がこもり続けるのも なかなか難儀なものですぜ。 地域再生の失敗学飯田泰之 光文社 2016年04月19日 楽天ブックスで探す Amazonで探す 7netで探す hontoで探す 紀伊國屋書店で探す ebookjapanで探す 図書館で探す by ヨメレバ どうすれば、注目されるの? 感想 おわりに おわり どうすれば、注目されるの? 都市部というものはいろいろなものがまあ集まっていますので 何をしなくても人は集まってきますし 労働源に事を欠くことはありません。 何でもそろう…絶対的な強みですよね。 でも、郊外となってしまうと それは通用しなくなります。 そしてそこには様々な問題…
【今月の5本】 ①アベノミクス 安倍さんが亡くなってからアベノミクスの全容を理解できた気がしました。 日経ビジネス アベノミクスとは何だったのか 安倍元首相が日本経済に遺したもの https://business.nikkei.com/atcl/NBD/19/00117/00214/ (引用) 「アベノミクスは企業に眠る現預金を世に出させることができず、ゆえに労働分配率は上がらず資本装備のめぼしい向上はなかった。民間投資は低迷したが、その責を負うべきは高齢のボードをいただきひたすらリスク忌避を図った「Japan Inc.」でなくて、他の誰であり得よう。 日本の将来に対する根深い不信がほかならぬ…
一つ目のトンネルからしばらく西へ車を走らせて木頭出原という場所に移動する。地図によると国道から那賀川をはさんで対岸の川島地区に2つ目のトンネルがあるようだ。 探索の前に街中で小洒落たコーヒースタンドを見つけて一服。 Coffee Stand Tanizaki というお店。しばし本格的なコーヒーを優雅に楽しむ。 車を川沿いに停めて出原橋を渡る。正面に見えるのが川切地区で、そこから坂を登った川島地区が目的地だ。 きれいな川だ。風も気持ち良い。 でも無意識のうちに川岸になにかないかチェックしてしまう(笑) 坂を上ると平地が広がっていた。川島地区だ。 地理院地図には正面に見える尾根を斜めに越えていく破…
先々月の読書記録。 6月の読書メーター読んだ本の数:5読んだページ数:1541 2022年5月のベストブックは「六人の嘘つきな大学生」でした!現代病「集中できない」を知力に変える 読む力 最新スキル大全: 脳が超スピード化し、しかもクリエイティブに動き出す!★4.0:ジャーナリストである著者の情報収集ハック。深めたい専門性は、信頼できる専門家のツイッターを複数フォローすることで、多面的に最新の情報を得られるというのは興味深かった。またスマホがあると集中できず勉強がはかどらないというのは、現代人の深い悩みだけど、集中できなくてOKと開き直り、細切れの時間で細かく情報を得るというのはステキなマイン…
その歴史の深さ、風土の豊かさ、デザインのカッコよさ、食のすばらしさ、そして情熱的な人々(イメージではありますが・・・) 本を通じて、自分の生活にも、ちょこっとイタリア、持てればと思います。 イタリアの街角から 陣内秀信(1947~ ) 大学の研究室の学生たちと、南イタリアの都市調査を続けている建築史が専門の陣内秀信。 ローマやベェネチア以外にも魅力的な街がたくさんあるイタリア。その多くが、自分たちの”歴史の恵み”と”自然の恵み”を生かして地域再生に取り組み、元気になっているそうです。 豊富な写真と共に、街々の活動と現状(2010年現在)を紹介していきます。 日本の現実を考えると、イタリアが羨ま…
2020年に四国の徳島を徘徊していた時、よくある観光案内のパンフレットのコーナーの中に” 丹生谷の吊り橋50選 ”という案内絵図を見つけた。地域再生塾丹生谷応援団が平成22年製作とあり、徳島県那賀町を流れる那賀川とその支流の吊り橋が地図と写真で紹介されているのだが、恐るべきこと(笑)に廃吊り橋も写真のみだが数点紹介されている。まぁ、廃好きのためではないだろうし、危険個所に容易に近づかないようにと注意書きがあったが。 そして吊り橋以外にも史跡や用水、索道に棚田などが紹介されているのだが、その中に手彫りのトンネルというタイトルの写真があった。あったのだ。しかも3つ。実はそのうちの一つは割と名の通っ…
2億4千万の瞳 -エキゾチック・ジャパン-Sony Music Labels Inc.Amazon7月28日の視聴・『映像の世紀・バタフライエフェクト 第14回「難民 命を救う闘い」』 →前回視聴はこちら⇩。【『7月4日の視聴』→https://moritsin.hatenablog.com/entry/20220706/1657064590】→2022年5月、難民・避難民が一億人を超える。難民はなんとなく分かるけど、避難民の定義は? ※“避難民”の定義は漠然としてる⇩。【『https://shiruto.jp/global/4115/#:~:text=%E3%80%8C%E9%9B%A3%E…
岡山の小島犬島。かっては銅精錬所があり栄えたが、戦後は衰退の一途。福武財団によりアートの島としてよみがえる。精錬所は美術館に、古民家は再建してギャラリーとする。瀬戸内美術蔡ではおおくの観客が集まる。著者は港で商店を経営しながら、島の情報を発信し続ける。中盤のアーティスト紹介は作品を観てないだけにややしんどいが、一度行きたいと思わせる本。地域再生の見事な成功例。 アートの島 犬島へ (吉備人選書15) 作者:在本 桂子 吉備人出版 Amazon
NHK視点・論点に「”関係人口”による地域再生」というタイトルで出演しました。著書『関係人口の社会学』をベースに、江津市の事例中心に話したのですが、放送日時をすっかり勘違いしていて、終わってしまっていました…!記事だけアーカイブ残っていますので、よかったらご覧ください。 www.nhk.or.jp
【意見の違う人との議論】「議論の目的は、互いの意見を戦わせてどちらが正しいかを決めたり、どちらが勝ちでどちらが負けかを決めたりすることだと考えている人が多いですが、実はそんなことはどうでもいいんです。なぜ議論や対話をするのかというと、自分が分かっていない、まだら模様の知識の抜け落ちている部分に気づかせてもらうためです。だからこそ自分と違う意見を持っている人と議論することが大事なんです。」 これは地域再生事業家の木下斉(きのしたひとし)さんがあるラジオ番組で話していたことで、聞いていてドキッとしました。議論の大前提として自分の知識はまだら模様であると認識することが必要であると、自分自身がどれだけ…
老母が独居する実家に二ヶ月ほど生活した。何しろ僻地である。この間、インターネット接続が断たれた。Facebookを通じて何とか社会との接点は確保出来たが、それも不要なほどに故郷の日々は濃密で人と食と風土は機微に富んだ。 後輩曰く、”僻地は宝の山と海”である。これに優る表現方法を今は知らない。豊後佐伯地方は都会からはとても遠い土地である。横浜から神戸まで車で走り、そこからフェリーで九州は豊後に渡る。飛行機で行けば済む話ではない。母の住む山里に公共バスは日に2本だけ、車をもっていかないと生活が出来ないのである。 気付けば滞在中一日平均40kmを走っていた。豊後佐伯地方の国県農林道の全てを踏破したよ…
あらすじ・概要 普段歴史があるものとして認識されている「商店街」。しかしその歴史は意外と新しかった。商店街の発生から衰退までを政治史、社会史、商業史の観点から語り、商店街と地域社会の「これから」を考えていく新書。