北海道川上郡標茶町、釧路湿原にある海跡湖。湿原内で最大の湖で周囲18km。
湖全域が釧路湿原国立公園に指定されている。
タンチョウの営巣地。
本稿の趣旨 硫黄鉱山の採掘と共に和人の入植が進み、温泉が整備された弟子屈町。摩周湖や硫黄山、屈斜路湖などの観光資源により観光地として栄えたが、温泉地としては衰退している。このような状況に対し、弟子屈の温泉地群をひとつの温泉郷と捉え、魅力ある温泉地として推進していくマーケティングを考える。 【目次】 第1節 なぜ温泉郷なのか 1 温泉郷として考慮する地域とは 2 温泉郷創造の意味するところ 第2節 弟子屈町の温泉発展過程 1 歴史的視点で観光を考える意義 2 弟子屈地域の温泉が記述に登場 (1) 明治以前の弟子屈 (2)松浦武四郎の日誌に記された弟子屈の温泉 3 弟子屈地域の温泉の夜明け (1)…