かつては正式に公文の指導者になるための試験があったそうですが、その合格率の低さから、いつの頃からか打ち切りになったとか。 むかし、高校数学まで復習して指導者試験に臨んだ母が、あんまり簡単で実に拍子抜けして帰ってきたことを覚えていますから、内容はせいぜい中学レベルくらい。ですから、そんな問題もロクに解けない御仁が、公文の教室をやっていると考えると、実に危うい感じがします。 確かに教材は素敵なものが揃っているけれど、その内容に精通しない(できない)人間が「教材が導いてくれるから」なんて宗教家的な信条でもって、ぼんぼん宿題を出した日には、ひたすら子供とその親御さんが苦しむだけです。 大事なのは、その…