121.天使のナイフ/薬丸岳 「国家が罰を与えないなら、自分の手で犯人を殺してやりたい」(p,64) 天使のナイフ (講談社文庫) 作者:薬丸 岳 講談社 Amazon 中学生に妻を殺された主人公は、四年後、犯人の一人が殺されたことで疑惑の男となりながらも、闇に隠された真実を追い求めていく、薬丸岳の社会派ミステリー。 第51回江戸川乱歩賞を受賞した薬丸岳のデビュー作。ずっと読みたいと思っていて、ようやく読了。 主人公である桧山は、四年前に妻を殺された。しかし、犯人として捕まったのが13歳の少年たちだったため、彼らは少年法に守られ罪に問われなかった。 遺された娘とともに、行き場のない憤りを何とか…