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嬬恋村

(地理)
つまごいむら

群馬県吾妻郡嬬恋村は、群馬県の西北部に位置している地方公共団体。
面積は337.58km²*1、人口は10,050人*2
キャベツなどの高原野菜の栽培が盛んな地域である。また、温泉を中心とした観光業も盛んである。

地勢

東は長野原町・草津町に、西・南・北の三方は長野県に接している。村の東部を除く外周には、浅間山・湯の丸・吾妻山(四阿山)・白根山などの標高2,000m級の山々が連なり、日本の大分水嶺をなしている。
村の中央部を西から東に吾妻川が流れ、集落の大部分はこの流域に散在している。地質は火山灰土の腐食土壌が多く、高原野菜の適地となっている。
気候は高原地帯だけに夏でも涼しく年間の平均気温は8℃前後で、1日の温度差が大きいのが特徴。特に気温・湿度は避暑に最適であり、軽井沢にまさる避暑地で、最近では浅間高原一帯が一大別荘地としても脚光を浴びている。

由来

日本武尊の東征中に、海の神の怒りを静めるために愛妻「弟橘姫おとたちばなひめ」が海に身を投じた。日本武尊はその東征の帰路、碓日坂(今の鳥居峠)に立ち、亡き妻を追慕のあまり「吾嬬者耶あづまはや」(ああ、わが妻よ、恋しい)と嘆き、妻を愛おしんだという故事にちなんで名付けた。

*1:吾妻郡草津町との間の境界が一部未定のため、参考値

*2:2016年9月1日現在

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