『暇と退屈の倫理学』への刮目すべき挑戦などと評されていたので、まぁちょうどその本を読了した流れで半信半疑で買ってみたが、曖昧な主観論が展開されてるので序盤で読むのをやめた。今はちゃんとした理論で構築された本を読みたい。 序盤では、デイヴィッド・グッドハートの概念の次の2つの概念を使用して主張を展開している。 anywhereな人々:今日のグローバルな情報産業や金融業のプレイヤー somewhereな人々:製造業を中心とした旧い産業に従事しローカルな国民国家の一員としての意識をもつ人びと 感想1:anywhereの人々のほうが社会への寄与の実感を持ちやすいのは本当か? (Somewhereな人び…