庭の話 作者:宇野常寛 講談社 Amazon 『庭の話』宇野常寛著を読む。著者の本は久しぶり。 さまざまなたとえで「庭」という考え方を紹介している。強引な結びつけもあるが、総じて、首肯できるべき点が多かった。読了時には、かなりの付箋が貼られていた。以下気になったところを。 〇私たちは「インターネット上のSNSのプラットフォーム上で展開されているユーザー間の情報発信による相互評価の連鎖と、その結果としての世論形成が支配的な力をもっている。―略―あらゆるユーザーは受信者であると同時に潜在的な発信者だ」ネット上の公共空間、コモンズなどと称されているもの。「ユーザーは受信者であると同時に潜在的な発信者…