プルタルコスの『どのようにして若者は詩を学ぶべきか』を読了する。 やや長めの論考。同じ時間を使えば、プラトンの小品を読むこともできただろう。馬鹿馬鹿しい努力だと思う人もあるかも知れないが、外国語を眺めながら、ただそれだけで気分の高揚を感じるのは、プルタルコスの書を開いているときにしばしば経験することなのである。 Plutarch: Moralia, Volume I (The Education of Children. How the Young Man Should Study Poetry. On Listening to Lectures. How to Tell a Flattere…