トロリーバス(立山黒部アルペンルート) 2年前に立山黒部アルペンルートの「トンネルバス」、室堂と大観峰を結んでいた、日本最後のトロリーバスです。架線から電気を供給することでモーターを回す運用をしており、線路がないため「バス」と呼ばれていますが法律上は「無軌条電車」と電車の仲間に分類されます。昭和の昔、路面電車よりは都会に通しやすかったという理由で都市交通で各地を走っていましたが、昭和40年代に横浜市で廃止され、日本では立山黒部アルペンルートで残るのが最後の姿でした。 立山黒部アルペンルートは長いトンネル内を運行するため、排気ガスを出さないタイプの車両が必要だったという特殊事情があり、1996年…