昨年夏、ニューヨーク州ロックランド郡の住民がポリオに感染し、米国内では、とっくに克服した筈のポリオの復活が衝撃を与えている。 急性灰白髄炎(きゅうせいかいはくずいえん、poliomyelitis)は、ポリオ (Polio) とも呼ばれ、かつては小児麻痺と呼ばれ、特に5歳以下の小児、乳幼児は感染しやすい。 中枢神経系に入ったウイルスが、脊髄運動系に感染し、呼吸筋麻痺による死亡もありうる。 特異的な治療法はなく、対症療法のみ。生涯にわたり障害が残ることもある。予防法は、主にワクチン。 確かに、ポリオ・ワクチンの接種が普及してから、日本でポリオによる下記写真のような姿の人達を見かけないようになった。…