「最近は体調を崩していると聞き、心配していました。縁あって出逢い、今日までの泣き笑い、たくさんの思い出を置いたまま旅だってしまった。こんな別れになるなんて…。おまえのことは、いつまでも忘れはしないよ。ありがとう…感謝」 呼吸不全のため、今年1月11日に65歳の若さで亡くなった、歌手の小金沢昇司さん。 小金沢さんが5年間付き人を務めた、師匠である北島三郎が所属事務所を通じて発表したのが、冒頭のコメントだった。 小金沢さんが実家のラーメン屋を飛び出し、通い続けた北島音楽事務所に入ることができたのは、26歳の時だった。 付き人や機材運転手などを経て、1988年に念願のデビュー。 その後、1992年に…