新潟旅の下調べとして弥彦神社の祭神天香山命を調べて深みにハマっている今日この頃です。 わかったことを以下にまとめます。 ●天香山命の父の解釈が書物によって異なる。『日本書紀』では天火明(アメノホノアカリ)が瓊瓊杵(ニニギ)の兄、『古事記』では瓊瓊杵(ニニギ)の子となっている。『先代旧事本紀』では天火明と饒速日を同一としており、天香山命と宇摩志麻遅命(うましまじのみこと)は異母兄弟となる。 ●平安初期の書物『先代旧事本紀』によれば紀伊国に住む天香語山命は熊野で神武天皇を助けた高倉下命(たかくるじのみこと)と同一人物。『海部氏系図』では天香具山命と大屋津比賣命の子が高倉下。 ●元伊勢籠神社に伝わる…