山部赤人

(読書)
やまべのあかひと

奈良時代の歌人。三十六歌仙の一人。
生没年不詳。
宿禰姓。『万葉集』にのべ五十首の作品を残し、とくに長歌を中心とした歌人で、とくに巻六では聖武天皇の行幸に随行した際の長歌が多く収められている。
笠金村とともに、聖武天皇の治世初期には天武天皇の皇統を強く意識させる作品群を作ったともされる。年次の明らかな作品には、神亀元(724)年の紀伊国行幸から天平八(736)年の吉野行幸までの歌がある。とくに「吉野讃歌」「富士の山を望む歌」などが有名。

田子の浦に打ち出でて見れば白妙の富士の高嶺に雪は降りつつ
百人一首 4/新古今和歌集 巻六 冬 675/万葉集 巻三 317

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